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小野和子(キングレコード)  来年2月に神戸で三笠優子(キングレコード)と「母恋三度笠」で競演 [インタビュー]

◆関西を中心に活動している小野和子が来年、同じキングレコードの三笠優子と神戸で新曲「母恋三度笠」で競演する。小野が主宰するカラオケ教室の生徒を対象に毎年年初に、地元神戸市内で開催しているカラオケ発表会と歌謡ディナーショーで催される。「母恋三度笠」は、三笠が発売する以前に小野がリリースして歌っていた競作。

小野和子2.jpg
小野和子

 ふたりが競演するのは来年2月21日、神戸・三宮の中華料理店第一樓での歌謡ショー「演歌夢の競演」。詳しい内容は未定だが、ふたりで競作の「母恋三度笠」を歌ったり、お互いのオリジナル曲を歌うこともありそう。

 三笠は今年6月に「母恋三度笠」を出した。ところがこれは小野が12年9月から歌っていたもの。三笠は新たに1番と2番の間にセリフを入れているものの実質の競作。
 小野は30年前のデビュー曲のタイトルに大好きな三笠の「夫婦橋」を真似て「夫婦椿」としたほど。三笠を憧れの先輩歌手として慕う小野は「来年ふたりで歌えることを楽しみにしている」と話している。


小野和子・母恋三度笠.jpg ふたりは同い年。デビューは小野が1985(昭和60)年で今年30周年。三笠はひとあし早く77(昭和52)年のデビューである。三笠は79年に「夫婦舟」が大ヒットし、続いて「夫婦川」「夫婦橋」の夫婦シリーズ3部作がヒットしている。小野が大好きだった「夫婦橋」は82年に出ており、小野がデビューする3年前である。

 小野は85年に徳間ジャパンコミュニケーションズのオーディションを、この「夫婦橋」で受けて見事パスしている。デビュー曲「夫婦椿」のリリースは徳間ジャパンからだった。
 古くからふたりにはそんな因縁めいた話があって、それが今回の競作へと発展したのかもしれない。

 ところで小野は兵庫県小野市の生まれ。30歳まで小野市内でそろばんの商社に勤めるOLだったが、歌が好きでカラオケ大会で優勝するまでになっていた。当時の得意曲は小野由紀子の「他人船」だったという。
 オーディションに合格してから作曲家の弦哲也のもとで歌のレッスンに励んだが、当時の同門の先輩歌手が後に「雨の奈良路」でデュエットする千葉一夫だったという。

 「母恋三度笠」は股旅ものではあるが、文字通り母ものでもある。小野の母は現在90歳。阪神淡路大震災以来、車椅子の生活が続いているという。そんなこともあってか「震災以降は母の歌を数多く歌うようになりました」と小野。

 来年の三笠との競演について小野は「それをきっかけにふたりの作品が共に売れることを望んでいます」と話している。同日は千葉一夫もゲスト出演する。


[小野和子 オフィシャルサイト]
http://www.mugenkikaku.com/







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