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小4の百桂ちゃん、徳間から歌手デビュー こぶしを効かせた道中もの「父娘鳥」を披露 作詞の影山時則さんとデュエット [新曲発表]

◆こぶしの効いた小学4年の新人歌手が、2015年12月23日、作曲家の影山時則さんが書き下ろし、自ら歌うデュエット作品「父娘鳥」で徳間ジャパンコミュニケーションズからデビューした。広島県東広島市の小学校に通う、坂本冬美と市川由紀乃が大好きな山﨑百桂さん(9歳)。同日、広島県熊野町のカラオケ喫茶店・翠花で開いた新曲発表会で影山さんとふたりで歌を披露した。ももちゃんがんばって~の熱い声援も送られていた。有線放送の演歌歌謡曲リクエスト(23日付)では早くも8位にランキングされるなど、小さな新人歌手へ注目が集まっている。

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9歳の山﨑百桂さん

 山﨑百桂さんは3歳から祖母の山下香代子さん(65歳)と一緒にカラオケ教室に通い、今年10月に広島市内で開かれた中国新聞社主催のイベント「ちゅーピーまつり2015」のカラオケ大会では優勝している。8月に徳間ジャパンが第一興商の通信カラオケと連動したSNS「DAM★とも」で公募した「父娘鳥」の相手役に応募、20人の中から抜群の歌唱力で選ばれた。

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新曲発表会で作曲家の影山時則さん(左)と「父娘鳥」を歌う山﨑百桂さん

 百桂さんが応募に際して送った楽曲は花京院しのぶの「望郷よされ節」。それを聴いた徳間ジャパンのプロデューサー藤田一誠さんは「歌唱力は群を抜いていました。玄人っぽくない女の子とデュエット曲を作りたいという企画内容にピッタリでした」と話していた。

 「父娘鳥」は沖えいじさんが作詞し、影山さんが作曲、南郷達也さんが編曲を担当。父と娘が母を尋ねて木曽路を旅する道中もの。冒頭の百桂さんの「父ちゃん・・・泣かないで」のセリフが印象的。作曲家の影山さんは橋幸夫の道中ものに憧れて歌手としてデビューしたことがある。今回の「父娘鳥」にも、大好きな道中ものの要素がふんだんに取り入れられている。

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将来は市川由紀乃のような歌手になりたいという百桂さん

 東京で行われた百桂さんにとって初めてのレコーディングは「とても楽しかったです」と、物怖じしないところを見せて周囲を驚かせたほど。
 レコーディングで初めて対面した影山さんの印象も「会う前にはどんな人かと思っていましたが、とても優しい人でした」とも。

 それでも店内いっぱいに応援する人たちが集まった影山さんとの新曲発表会では、初めてたくさんの人前で「父娘鳥」を披露することになったが、やはり「少し緊張しました」と百桂さん。

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影山時則さんと山﨑百桂さんのツーショット

 市川由紀乃の「由紀乃太鼓」が好きという百桂さん、将来は「市川由紀乃さんのような歌手になってテレビやラジオに出演したい」と夢を話してくれた。今も月に2回、カラオケ教室に休まずに通い続けている。やはり同じ教室で歌を母親の里美さん(41歳)に負けると泣きだしてしまうほどの負けるのが大嫌いという勝気な性格。

 この日の発表会を主催し百桂さんを応援するひとりでもある日本アマチュア歌謡連盟中四国連合会の黒川昇一会長は「この歌がヒットして歌手として成長してほしい。しかも天皇誕生日がデビュー日であり、本人はもちろん集まったみなさんにとっても心の中に残る歌になるでしょう」と、激励した。





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