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北川裕二(キングレコード) 新曲「泣いて大阪」のライブツアー 大阪会場に全国からファン集う [ライブ]

北川裕二.jpg◆デビュー33年で初めて全国7会場でライブツアーを行っている北川裕二が2016年5月9日、大阪府吹田市のライブハウス・江坂ホールに、地元関西のほか中四国、東京など全国各地から熱心なファン約120人を集めて「2016 新曲発表ライブツアー」を開いた。新曲「泣いて大阪」とカップリング「夢ふたり」など全17曲を歌った北川は「とても幸せな1日でした。4月6日発売の新曲『泣いて大阪』のヒットに向けて頑張ります」と話していた。



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 デビュー当初の歌謡曲路線から北川をイメージチェンジさせた大衆演歌路線まで、北川裕二すべてがわかる約2時間のライブだった。作曲家弦哲也の弟子としてキングレコードからデビューしたのが 年だった。1部ではその頃の懐かしいデビュー曲「雨の停車場」(1984年)と「潮来雨情」(2008年)を披露した。 年前から大衆演歌路線に切り替え、なにわ演歌を数多く歌うようになった今では、こうした楽曲を歌うこともまれになった。それだからこそ当時の歌が生き返り、北川の新たな魅力を感じさせていた。

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北川裕二・客席.jpg

 オープニングとエンディングで「泣いて大阪」を歌った北川はまず、ジャケットと同じえんじ色のスーツで現れ「えんじのスーツで演じ切ります」と、得意のダジャレを放って客席の笑いを誘った。さらに「歌の地元である大阪でこのライブが出来るのがうれしいです。昭和の歌は身体で覚えて身体で歌ってきました。『泣いて大阪』もそんな歌にしたい」と語りかけて、これからの応援を求めていた。

 大衆演歌路線はそれまで鳴かず飛ばずの北川を一気に生き返らせた。その楽曲「女のみれん」(2013年)「恋雨みれん」(2014年)「なみだ百年」(2015年)「命まるごと」(2015年)の4曲を、客席に降りて1人ひとりと握手をしてメドレーで歌うと、客席からは<ヒロシ〜!>のかけごえも飛んで、ファンを喜ばせていた。

■ガンバってー! ヒロシ〜

 2部は「流転」(1991年)「会津の松五郎」(1989年)「鮪」の、いずれも声を張る男歌で幕を開けた。ライブ開催地の大阪モノ演歌の「大阪すずめ」(永井みゆき)「宗右衛門町ブルース」(平和勝次)をカバー。「関西は演歌がよく似合いますね。この2曲は普段あまり歌わない曲ですが、大阪らしくて好きな歌です」と北川。

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 この日、司会を担当したのは北川とは20年来の親交があるという元漫才師の東京介。東けんじ・宮城けんじで知られたWけんじの弟子として約16年舞台に上がったが、今は解散している。マイクにジャケットを着せてひとり社交ダンスを演じたり、巧みな話術で観客を笑わせていた。

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楽しい話術の東京介が司会

 聴きどころ見所いっぱいのライブは、あっという間にラストを迎えた。新曲「泣いて大阪」とカップリング「夢ふたり」をフルコーラスで歌って幕を閉じたが、北川は6月15日から半月間、大阪に拠点を移して新曲の関西集中キャンペーンを行う。
 粘るようにゆったりと歌うワルツ調の歌と同じように、大阪に腰を落ち着けて新曲を売り込んでいく構えだ。

 CDに封入された応募券を添付して申し込む「泣いて大阪」の全国カラオケ大会は、決勝大会を大阪市内で行うことになっている。5月12日からスタートする日本レコード商業組合関西支部主催の「2016 にっぽんのうたまつり」では課題曲にも選ばれており、今年大阪の街は「泣いて大阪」旋風が吹き荒れそうだ。


[北川裕二 オフィシャルサイト]
http://www.kitagawa-yuji.com/index.html
[北川裕二 キングレコード]
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=10436




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