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「歌う王冠ライブ」  人気の純烈と東北美人の松永ひとみが初出演  65歳迎えた成世昌平は「南部風鈴」で17年ぶりの大ヒットねらう [イベント]


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◆日本クラウンの歌手が出演する「歌う王冠ライブ」が2016年6月10日、この日65歳の誕生日を迎えた成世昌平、同ライブ初目見えのムード歌謡グループの純烈松永ひとみ、在阪の水沢明美塩乃華織五条哲也(昼の部)が出演して大阪・心斎橋の大丸心斎橋劇場で開かれた。


 2年前に亡くなったムード歌謡の第一人者として知られる作曲家中川博之の遺作で新曲の「幸福あそび」 を歌って6月6日付のオリコンの演歌チャートで初の1位にランキングされた純烈。歌う王冠ライブは初出演で、この歌とともに前作の「今夜はドラマチック」などを歌って「一瞬でも氷川きよしさんや三山ひろしさんに勝ってうれしかった」と話すと、客席からはファンから大歓声を受けていた。

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純烈

 純烈は、8年前に元戦隊ドラマなどに出演していた者たち6人が集まって結成され、ムード歌謡グループとしてデビューして6年になる。メンバー1人ひとりが変身ポーズを交えて「平成のムード歌謡を歌っています」と自己紹介。12月には同じ大丸心斎橋劇場で単独ライブを開く。

■次回は作業着姿で歌いたい

 純烈と同じく初出演だったのは松永ひとみ。青森県八戸市出身の彼女、地元の観光大使も務めているそうで、時折方言を交えて話すと客席からは「ひとみちゃ~と」と声援が飛ぶ。
 美人歌手に似合わず自称・体育会系演歌歌手。趣味でフルマラソンも走るほどで「五輪出場も目指していますよ」と会場を笑わせるほど。

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松永ひとみ

 やはり趣味で始めたフラメンコダンスもすでに12年のキャリア。それを活かしてカスタネットを鳴らしながら歌う「神楽坂カルメン」(2011年)も披露して、オレーッの掛け声で決めた。
 新曲は2016年2月に発売した「堰堤(やま)の匠 / 母のふるさと」。メイン曲は珍しいダム建設をテーマにし、カップリングではダム湖に沈んだふる里を懐かしむ母を歌っている。2月に東京で開いた新曲発表会では作業着とヘルメット姿で歌って人気を博したが「次回、関西でもその姿で歌ってみたい」と、大阪のファンたちに期待を持たせていた。


 塩乃華織は最新曲の「イエスタディにつつまれて」「夜更けのワルツ」などを歌った。2ヶ月に1度、大阪・堂山のライブハウスでワンマンライブを開いているが、6月22日にも開催を予定している。さらに9月には今春に続いて台湾でのライブにも参加するという。

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塩乃華織(左)と水沢明美

 デビュー27年になる水沢明美は5月に新曲発表会を兵庫県伊丹市で開いたばかり。その新曲「因幡なさけ唄」を披露した。鳥取県の民謡・貝殻節をモチーフにして歌うそれは、前作の「宇和島さんさ」に続く民謡シリーズである。
 この日は新曲のカップリング曲の「八百八橋おんな節」、ふる里宮崎県日向市の母への想いを歌った原譲二作曲の「望郷ひえつき節」など民謡色の強い歌を揃えた。

■「南部風鈴」17年ぶりの大ヒットへ

 この日のトリは、ライブ当日が65歳の誕生日と重なり、楽屋ではプレゼントに囲まれていた成世昌平。これこそヒット曲「はぐれコキリコ」から17年間待ちに待った期待の作品とする「南部風鈴」をチリリンリンリンと歌い「65歳のすべてをかけてヒットさせます。一家に1枚『南部風鈴』を」と意欲をみせていた。

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成世昌平

 「南部風鈴」のカップリングには「お忍・恋やつれ」「はぐれコキリコ」を収録し、スペシャル盤には「寿」も。来月にはデビュー31年目に入るが、新曲が「はぐれコキリコ」をしのぐヒットになって、本当の寿な1年になるようにと願って、その「寿」も歌った。


 このライブは前半を8月3日午後9時から、後半を同20日午後9時からケーブルテレビJ:COMで放送される。







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