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背味孝太郎(ホリデージャパン)  ♪ やっと咲かせた桜花~ 好調「葉桜の恋」 USEN演歌ランキング10位 [インタビュー]

背味孝太郎のホリデージャパン移籍第1弾の「葉桜の恋」(作詞作曲・岸本健介、編曲・前田俊明)の売行きが好調だ。2016年1月に発売した直後にはUSENの週間 HIT 演歌/歌謡曲ランキングで7位、6月8日付の最新データでは10位にランキングされている。作詞、作曲を担当した岸本健介がプロデュースした作品である。デビュー19年目の今年、背味はその歌詞、♪ 耐えて忍んで 冬を越え やっと咲かせた 桜花 ~ を地で行くかのような勢いを感じさせてくれている。

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笑顔で歌う背味孝太郎

 コーちゃんの愛称で親しまれている背味は、大阪府貝塚市出身である。これまでは関西中心の活動だったが、今は住まいを横浜に移して、関東を拠点に活動の範囲を全国へと広げている。
 作曲家遠藤実の門下生として1999年に「帰郷」(作詞・いではく、作曲・遠藤実、編曲・馬場良)でデビューした。芸名の<背味孝太郎>も遠藤が名付けたもので「親の背中を見て学び、親孝行するおとこであれ、といった意味を込めたものです」と背味。


背味孝太郎・葉桜の恋.jpg 新曲「葉桜の恋」のカップリングに収録している「拝啓おふくろさん」(同)は、デビュー曲のカップリングだった遠藤による楽曲である。母親への手紙のスタイルを取って、親孝行の大切さを歌っている。

 背味は遠藤が亡くなった今も門下生としての誇りを失わずに持ち続けている。もう20年も昔のことになるが、遠藤のもとへ毎日通って歌手としての修業を積んでいた。その頃、いつも言われていたのが「背味の名前の前には必ず遠藤実の名前が付くことを心に留めておくように」といった言葉だった。
 以来、どこへ行っても自分は遠藤実の弟子である、という気概を持って歌い続けている。

 遠藤からは「歌は習おうとするな」と言われ続けた。それから歳月を経て遠藤仕込みの歌は、今、花を咲かせようとしている。その「葉桜の恋」は悲恋演歌である。春には綺麗な花を咲かせる桜も、あっという間に散ってしまい葉桜になってしまう。歌はそのはななさに重ねて、いつまでも愛を貫きたいという女性の心情を描いているが、背味本人の生き様を歌っているようにも聴こえてくる。

背味孝太郎2.jpg

 背味は歌う際の笑顔が極めて印象的てある。悲恋の歌でも笑みがこぼれる。
 「聴いている人たちの心の手前までしっかりと言葉が届くように、歌詞を心で表現するように心がけています」
その姿勢が満面の笑みを作るのだろうか。老人ホームを慰問して歌うこともある。すると普段は寝たきりの人が手を動かして反応してくれる。背味の笑顔はそんなところでも不思議なパワーを発揮する。

 きょう6月15日には、大阪・心斎橋のライブハウス・BIG CATで開かれる大阪流行歌ライブの今月の推薦曲コーナーに出演して「葉桜の恋」を歌う。




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