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キングレコード歌謡選手権近畿地区大会  「愛し君へ」を歌った山口康昭さんなど9人に最優秀賞  ゲストコーナーは岩本公水のミニライブ [カラオケ]

◆最高齢の85歳から最年少の24歳まで96人が出場したキングレコード歌謡選手権近畿地区大会(主催・キングレコード歌謡文化アカデミー)が2016年7月16日、大阪市中央区の朝日生命ホールで開かれた。最優秀賞には森山直太朗の「愛し君へ」を歌った山口康昭さん(57)をはじめ9人が選ばれ、10月30日に東京・芝のメルパルクホールで開かれる全国決勝大会への出場権を手にした。優秀賞には成世昌平の「逢えてよかった」を歌った山本松葉さん(78)、松原健之の「雪」を歌った三野瑞貴さん(24)など15人が受賞した。ゲストの岩本公水(キングレコード)のミニライブも開かれ最新曲の「面白山の滝」や第48回紅白歌合戦での歌唱曲「涙唱(るいしょう)」など6曲を歌った。

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キングレコード歌謡選手権近畿地区大会の入賞者とゲストの岩本公水(中央)

 50歳から64歳までが出場できるエメラルドコースの一番最後に登場したのが、頭に黒いバンダナを巻いて歌ったエントリーナンバー17番の山口康昭さんだった。その抜群の歌唱力に、もしかすると優勝するかもしれない、と感じて歌唱する姿を写真に収めた。案の定、結果発表では最優秀賞で、全国決勝大会への切符を手にしたのである。

山口康昭さん.jpg
山口康昭さん

 同じように最優秀賞、優秀賞を手にした人たちはいずれも歌巧者揃いで、いずれも「表現力、個性ともに良かったため、審査は混戦を極めた」(竹内涼キングレコードディレクター)大会だった。

中田信也プロデューサー・小.jpg 大会終了後の総評で審査員の1人、中田信也キングレコープロデューサー = 写真・右 = は「全体的にかなり高いレベルの大会でした。ただ気持ちが入り過ぎて、独りよがりになって逆に歌のスケール感が小さくなってしまった人もいた。技巧に走らずに軽い気持ちで歌ったほうが、聴くものにすんなりと受け入れてもらえる」とアドバイスを加えていた。





 この日のゲスト歌手の岩本公水も「皆さんの歌を聴いていて、私も負けていられない、といった励みになりました。初めて人前で歌ったのは3歳の時でした。緊張のしっ放しで、いつもはもっと上手なのに、普段の力を出すことが出来ませんでした。その緊張を隠すためにアマチュア時代には声を張り上げる歌を良く歌っていました」と、自らのテクニックを教えていた。

 ミニライブでは第48回NHK紅白歌合戦(1997年)での歌唱曲「涙唱」をまず披露したのに続いて、岩本の母親が「ハイカラな歌っこだ」と言ったという「文鳥」(2009年)をバードコールを鳴らしながら歌った。

岩本公水1.jpg岩本公水2.jpg


















岩本公水

 待っているのに帰って来ないという恨み節だという新曲の「面白山の滝」、それのカップリングで作詞者の秋浩二が実母への想いを書いた「母桜」を披露し、また「こまくさ帰行」(2012年)「演歌はいいね」(2002年)も歌った。


■最優秀賞に選ばれた9人の氏名と歌唱曲は次の通り。

【プラチナコース】
前田宜博さん「河口湖」(パク・ジュニョン)
【ルビーコース】
福本尚輝さん「時よ・・・急がずに」(三田りょう)
【エメラルドコース】
山口康昭さん「愛し君へ」(森山直太朗)
【サファイアコース】
木村恵美子さん「鴎の海峡」(杜このみ)
高橋武男さん「人生男節」(渡辺要)
森本博一さん「呼人駅」(走裕介)
【ダイヤモンドコース】
衣川義喜さん「母きずな」(エドアルド)
古田佳子さん「哀愁港」(田川寿美)
【ゴールドコース】
横山淑子さん「海鳥よ」(青木美保)のを歌った横山淑子さん(76)


[キングレコード歌謡文化アカデミー]
http://www.kingrecords.co.jp/KBA/


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