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知里(日本クラウン)  ハッピーレインボーな新曲「虹のかなたに」をステップに大舞台を夢見る  [インタビュー]

知里2.jpg◆この顔覚えておいてくださいね・・・。明るく話しかけてくる知里の表情には屈託がなかった。それとは裏腹に、2010年のデビュー曲の「やさしい日々」から前作の「東京恋歌」まで、今までの3作はいずれも寂しくて暗いイメージが際立つ曲調であった。「明るいメジャー調の歌が歌いたかったんです」という本人の希望に沿う形で、2016年6月に出した新曲「虹のかなたに」は、ぐっと明るくなった。作詞はカップリング曲ともに小山田里奈で、作曲はシンガーソングライターの小田純平を起用している。いずれは大舞台で歌える歌手になりたいと、この新曲をステップにしてハッピーレインボーを夢見る。


知里・虹のかなたに.jpg










 「雨がやんだ後に虹が出るように、つらいことの後にはきっと明るい未来が待っています。そんな未来へ向かって歩き出す応援歌です」
 知里は新曲「虹のかなたに」の内容を、このように説明する。
 「今まで3枚のCDを出して活動を続けてきましたが、決して順調とは言えませんでした。『虹のかなたに』は、やっと出会えた素晴らしい楽曲だと思っています。この歌を突破口にして飛躍したいです」

 知里本人を奮い立たせるような応援歌でもあるようだ。そうした強い想いをぶつけるように「ポジティブに歌っている」。
 ファンからも暗い演歌なんか似合わない、と新曲への評判は上々だ。

 カップリング曲は「星になったじいじ」。やはり作詞が小山田里奈で、作曲は猫が大好きな知里本人が班野ねこのペンネームで手がけた。死んでしまった町の名物じいさんを主人公にした歌で、こちらも歌を聴く人たちを元気にしてくれる応援歌である。ドラマでも見ているかのような気持ちにさせてくれる。

■全国へ歌を広める

 ジャズ、クラシック、ポップス、アニメソング、演歌・歌謡曲と何でもこなす彼女は日本大学芸術学部の音楽科で声楽を学んでいる。卒業後はアメリカや韓国の大学への留学を経て、国内の教会やジャズクラブ、ショーレストランなどで主にジャズを歌ってきた。
 デビューのきっかけは、あるジャズコンテストで優勝したことの記念公演に来ていた、地元の千葉テレビの役員と音楽制作会社の社長の目に止まったことだった。作曲家の三島大輔の元に弟子入りを経て、1年後にデビューしている。

知里1.jpg

 すでに歌を歌っていた彼女には「テレビに出て歌いたいし、全国区で活躍したい」といった想いもあったし、テレビ局や制作会社からのオファーには魅力を感じていたが、決断するまでは慎重だった。今までの仕事をすべて辞めて歌手一本で本当に大丈夫なのだろうか。CDを1枚出しただけで終わりではどうしようもないからだ。

 デビューして今作でシングルは4枚目である。全国区の歌手を目指して「日本全国へ歌を広めに歩いています」といい、関西ではデビュー2年後の2012年から本格的に活動を始めている。「虹のかなたに」の発表会も7月10日に大阪・日本橋で開いている。



 知里は今「何でもやってみたい」と、歌以外にもピアノやギターの練習をする一方、役者への興味も示している。地元千葉のケーブルテレビでは、ラーメン店への突撃レポート番組でラーメンリポーターも務めている。「関西のラーメン?京都の九条ネギたっぷりと入ったラーメンが美味しかったですよ」

 9月2日には島津悦子、パク・ジュニョン、梓夕子、こゆりたちと東京・銀座ブロッサム中央会館で開くジョインライブに出演する。島津発案の出演者たちによる手作りライブで、チケット、CDも自分たちで販売しようというもの。当日は全員のコスプレも見られるとか。


[知里 オフィシャルサイト]
http://office-kaneko.co.jp/
[知里 日本クラウン]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/chisato/whats.html




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