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野村未奈(日本クラウン) 健康体操用に書き下ろしオリジナル曲「ほほえみ列車」を新収録した「千曲川哀歌 / くれないの船 ~夏の陣~ 」 8月3日に発売 演歌史上初の現役市長とデュエット歌唱 [インタビュー]

野村未奈.jpg◆大河ドラマ「真田丸」のブームに今、長野県上田市は各地から訪れるたくさんの観光客で賑わっている。それに合わせるかのように好調な売行きを見せているのが、2009年から上田市の特別観光大使を務めている野村未奈が去年10月に出した「千曲川哀歌」。これにオリジナル曲「ほほえみ列車」を新たに収録した「千曲川哀歌 / くれないの船 ~夏の陣~ 」が2016年8月3日に発売される。「ほほえみ列車」は、去年、音楽レクリエーション専門員の資格を取得した野村が、普及を目指している健康体操を振付に、現職の上田市長である母袋創一さんとデュエットしている。現役市長がデュエット歌唱するのは演歌史上初。







 今年5月に上田市内で約500人を集めたコンサートで、野村は真田の赤備えにちなんだ真っ赤なドレスに身を包んで、健康体操を初めて披露した。「ほほえみ列車」がCD化される前であったが、全員が座席に腰かけたまま手で円や八の字を描いたり、左右に振ったりと歌に合わせて身体を動かしていた。
 まるで「高原列車は行く」のように軽快なリズムの「ほほえみ列車」は、歌唱は約4分で4番まである。体操は単純な動きの繰り返しで「誰でもすぐに覚えられる」と野村。この日も野村がステージでハンカチ片手にリードすると、リズムに合わせて会場全体がひとつになって揺れて楽しんでいた。

野村未奈・千曲川哀歌  くれないの舟 夏の陣.jpg 高齢者の人口が増えると、自然と介護が必要な人たちの数も多くなっていく。その理由の多くが運動不足などから来る転倒や衰弱だと言われている。健康体操はそれを予防するためのもの。中学生の頃から学校の授業の一環として、老人ホームなどの施設を慰問していた野村は、仙台から上京して21歳で歌手デビューしてからも、福祉への関心も捨てずに持ち続けていた。

 そんな時、福祉の現場で活躍している音楽療法士の春日くに子さんを知り、音楽レクリェーション専門員育成の講義を受けるようになった。去年3月には、音楽と福祉の知識と技能を活かして心と体を元気にする専門員の資格を取った。

 「おじいちゃん、おばあちゃんが好きなんです」という野村は、5歳から習い始めた日本舞踊を披露するなど数多くの慰問体験を重ねてきた。そんな中で高齢者と触れ合うことで「包み込んでくるような優しさを見せてくれて、喜んでくれる笑顔に接していると、いつの間にか自分の心も和やかになって励まされているようになってくるのです」と話す。

 大好きな歌を歌って、たくさんの人たちを笑顔にして、しかも健康にできるのならば、こんな歌手冥利に尽きることはない。第二のデビューを切ったばかりの野村にとっては、格好の追い風となってくれそうだ。

■9月にはDVDも

 「千曲川哀歌」野村未奈が日本クラウンに移籍した第1弾の作品。日本コロムビア時代に出した「城下町ブルース」以降、信州・上田に関連する歌を5曲も歌ってきた。「上田は私の第二のふるさと」と呼ぶのもそのためで、8月6日には上田市で開かれる「第34回上田真田まつり」の歌謡ショーにも出演する予定で、ここでも「ほほえみ列車」に合わせて健康体操を指導することになっている。



 「ほほえみ列車」が入ってカラオケを含めて計7曲となった「千曲川哀歌 / くれないの船 ~夏の陣~ 」の価格は1400円。9月にはDVDも発売されるという。
 野村は「初めて聴いてもらった人にも喜んでもらっているなど、反応は上々です」と、8月3日の発売が楽しみなようである。


[野村未奈 オフィシャルサイト]
http://www.mitsui-ag.com/rose/
[野村未奈 日本クラウン]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/nomura/whats.html




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