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井上由美子(キングレコード)  好評「ひとり北夜行」 アップテンポなリズムが明日へと心はずます [インタビュー]

井上由美子が2016年5月11日に出した新曲「ひとり北夜行」の評判がいい。オリコンのチャート演歌TOP50では最高位7位を記録、最新でも46位にランキングされている。円香乃による歌詞は切ない未練あふれる女心を描いているが、岡千秋のどこか懐かしいアップテンポなリズムは「むしろ明るく、自然と身体が揺れる希望に満ちあふれた楽曲に思えてくる」と、男女を問わずに口ずさむ人が増えている。井上はきょう(8月4日)午後2時から、大阪・心斎橋のライブハウスBIG CATで、同じ事務所の工藤あやの(徳間ジャパンコミュニケーションズ)と大阪初のジョイントライブ「由美子&あやのサマ―ライブ2016 in 大阪」を開き、その新曲を歌う。夏色いっぱいのふたり大阪ライブを見せてくれる。

井上由美子1.jpg
井上由美子

 「ひとり北夜行」は曲が先に出来あがり、それに伴って歌詞が付けられた。その歌詞は、切ない未練たっぷりな女心を歌っているが、今を断ち切って生きていこうとする力強い姿が読み取れる。アップテンポなリズムはその想いを表すかのようでもある。

 今回の新曲候補には3作があった。その中で井上はデモテープを受け取った時に、胸がキュンとなったという。しかもイントロにトランペットが入ったらどうか、こんなアレンジは、振りつけはこれがいい・・・などと、いろんなイメージが次々と膨らんでいった。
 これはデビューして17枚目のシングルになるが、こんなことはそう滅多にあることではない。その歌は「懐かしくて、どこかで聴いたような気がする。しかも自然とテンションが上がってくる」だけに、井上はこれを「楽しみながら歌っている」とも。

井上由美子・ひとり北夜行.jpg その井上、曲を最初に聴いて、朱里エイコの「北国行きで」を連想したという。記者は石川さゆりの「みちゆき博多発」をすぐに思い浮かべてしまった。列車が登場するトレインソングはどれも小気味いいメロディーが特徴である。
 「『ひとり北夜行』も乗り物に乗って聴いていると、どんどんと前へ進んでいくように思えてきます。歩いていても、前へ前へと推し進めてくれて元気にしてくれる歌ですね」と井上。

 そんな井上の気持ちを知ってかのように、キャンペーン先で初めて耳にした人からは「きゃぁ~っ!」と声がかかったり、「待ってました」と声援も聞こえてくる。それらを聞いていると「自分の背中を押してくれているようで、頑張らなくてはと思います」と井上。

 井上が所属する事務所からは今年3月末、川中美幸(テイチクエンタテインメント)が抜けた。残った井上は「自分が引っ張って行かなければいけない」といった責任感がのしかかってくる。「ひとり北夜行」は、そうした彼女の応援ソングとして重なってくるのである。

■工藤あやのと大阪初のジョイントライブ

井上由美子2.jpg 大阪で初めての同じ事務所の工藤あやのとのジョイントライブ「由美子&あやのサマ―ライブ2016 in 大阪」が、きょう(8月4日)に実現する。東京では去年のクリスマスに行っており、それに次いで2度目のふたりライブである。事務所は同じだが、意外と顔を合わすことは少ないのが現実。
 「仕事の現場で一緒になるのも、去年のクリスマスジョイントライブ以来ですね。」
 きょも事前に1度だけ打合せをした程度」で本番のステージに臨む。

どんなステージを見せてくれるのだろうか。
 「普段はあまり聴いてもらえない夏っぽいカバー曲をふたりで歌うなど、和気あいあいとした雰囲気を創り出したい」
 ふたりの歳の差は17歳になる。
 「体力的にはあやのちゃんに勝てないので、ライブでは若いパワーに引っ張ってもらいます。その若さを吸い取りたいですね」



 そう言うものの肌艶の良さはファンの間でも良く知られている。
 「でもみなさん実際の歳を聴いて驚かれるので、これからはプロフィールには<年齢不詳>にしてもらことにしました」
 いかにも井上らしい。




[井上由美子 オフィシャルサイト]
arder-jiro.co.jp/yumiko/
[井上由美子 キングレコード]
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=13792







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