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原田ヒロシ(ホリデージャパン)  大阪・上六でライブ  歌謡曲からシャンソン、ロック、フォークと多彩に歌った2時間余  2年後には歌手人生40年 [ライブ]

◆ホリデージャパンの歌手、原田ヒロシが2017年5月24日、大阪・上六のライブレストランSTAR LIVE U6で「原田ヒロシライブ」を開いた。今年2月に大阪初の定期ライブをスタート。今回で3回目になる。7月31日には第4回目を予定しているなど、回を重ねるごとに来場者は増えている。この日もテーブル席は満席。原田は等身大の自分を歌った最新曲「秋時雨」(2013年)など、抜群の歌唱力で全17曲を披露した。

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原田ヒロシ

 ジャンルにこだわらず、歌にこだわる流行歌歌手として、さまざまな歌を歌い続けている原田ヒロシ。関西では毎年、NHK大阪ホールで開催されているホリデージャパン歌謡フェスタにも出演しているからお馴染みでもある。
 和服で民謡や三味線の弾き語りを聴かせてくれることもあるが、この日のライブではジャケットにサングラス姿。三味線こそ登場しなかったが演歌・歌謡曲からジャズ、シャンソン、ロックンロールといった具合に、まったくジャンルとスタイルにこだわらないところを楽しませてくれた。

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 大阪で、しかも上六といった、どこか垢ぬけしないディープな土地でライブを続けているというから関西人かと思ったら、何とオシャレなイメージの「神奈川県横浜市出身じゃん」。
 1980(昭和55)年にテイチクから「ロンリー・ガール」でレコードデビューしている。その後、三味線奏者の第一人者本條秀太郎氏に師事、内弟子となったり、女優・浅香光代に師事して、芝居・舞踊を学び、浅香光一の芸名も襲名するほどである。彼の和の世界は、こうしたところから生まれているようである。

 ライブでは「この指とまれ」「ヨコハマベイブルース」「どないしたん」といったオリジナル曲のほか、中村雅俊の「恋人も濡れる街角」松山千春の「あたい」中島みゆきの「糸」井上陽水の「ジェラシー」なかえいじの「横須賀ENKA」などの人気曲もカバーすると、会場からは大きな拍手や歓声が飛んでいた。
 また越路吹雪の「ろくでなし」「サント・ワ・マミー」といったシャンソンから、「ルイジアナ・ママ」などロックンロール、さらにはアメリカンフォークの「朝日のあたる家」といった具合に、原田の多彩な歌唱の一面を見せてくれた。

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 最新曲の「秋時雨」は、東京・神田のガード下にあっ多くの馴染み客がいた「枝」というラウンジが閉店することを知って、長年の常連客たちが集ったが、1人店を出た時の寂しさや切なさがベースになって出来あがった作品だという。

 原田は歌手として活動する一方、作曲家として楽曲の提供も精力的に行っている。在阪の歌手、生駒尚子(ホリデージャパン)が6月21日に出す新曲「ウミネコ情歌」も書いている。同じレコード会社所属の歌手にも数多く提供する。

 この日のライブには23歳という若いゲストも出演した。松山出身、兵庫県伊丹市在住の永井奏馬(かなめ)で、デビュー曲の「ふるさと 夢ん中/松山夢がたり」を披露する一方、原田一緒に尾崎紀世彦の「また逢う日まで」をカバーした。

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原田ヒロシと永井奏馬(左)

 次回7月31日のSTAR LIVE U6ライブでは「ロックンロールでも踊ろうかな」(原田)と、歌手人生40年を2年後に控えて、ますます弾けるハラダを見ることが出来そうである。

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[原田ヒロシ ホリデージャパン]
http://www.holiday-japan.co.jp/menu/artist_ha1_hh.html




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