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秋岡秀治(日本クラウン) 初めてづくしの「夫婦花」  好評、秋岡節を利かせた初の夫婦演歌  [インタビュー]

◆日本クラウンの歌手、秋岡秀治44作品目の新曲「夫婦花」は、彼がソロで歌う初の夫婦モノなのである。作詩はいではく、作曲は花笠薫と、これも初顔合わせで、さらにディレクターも初めて担当すると言った具合に、この作品はとにかく初モノづくしで、これだけ揃うと何か縁起が良さそうなんて考えたりする。2017年5月10日発売だが、CDショップでは「良く売れているよ」と、チャート誌での上位ランキングを裏付けるかのようである。

秋岡秀治.jpg
秋岡秀治

 秋岡秀治と言えば着流しスタイルで男歌を歌うといった印象カ強い。今回、彼を初めて担当したディレクターは「今まで歌っていないものを」と、作家も全く新しいメンバーにした。
 秋岡はこうした新たな試みを「別の視点から客観的に僕を見てくれていたとだと思います。そこに何かを感じるものがあって、今作が出来あがったと思います」と、受け止めている。

秋岡秀治・夫婦花.jpg 初めての夫婦モノはメロディーも彼にとっては新しいものだった。
 「これで秋岡節になるのかが心配だっでしたが、最初に歌ってみて、これなら大丈夫や、とホッとしました」
 ファンの反応も気になった。どのような声が聞こえてくるのかをドキドキして待っていた。すると、返ってきたのは「意外にいいよ」「今回の歌は歌いやすい」と、男女問わずに好意的に受け入れてくれたのである。
これならイケル!満を持してのスタートとなった。



 多くの歌手がそうであるように秋岡もまた、自分のカラー、らしさを大事にする。
秋岡秀治らしさとは何かー。
 それは「たとえばラジオでひと声流れたら、すぐに僕だと分かってもらえるような声で、ダミ声であったり、唸り。それに衣装の着流し姿も大事ですね」という。
 「師匠の岡千秋先生も自らの歌を印象付けるために、わざとガラガラ声にしたと言っていたし、北島三郎大先輩も他人にない声を出す工夫をされたと聞いています。万人に好かれなくても、秋岡のCDなら全部欲しいと思ってくれる人がいれば、それが自分らしさの現れのひとつだと思います」

 もちろんここに到達するまでには試行錯誤もあった。
 「女歌を歌って、歌い方を変えたなど、色々と回り道もしましたが、一つひとつが勉強でした」
 1991(平成3)年に「男の酒」でデビューした秋岡が原点に還ったとされる作品に「男の旅路」(2010年)がある。この作品で「秋岡節が確立された」とも言われている。作詞吉岡治、作曲岡千秋といった彼の師匠たちによる男歌であった。ちなみに秋岡秀治という芸名は、ふたりの名前から採ったものである。

 「この歌で初めて岡先生にほめられたんです。怒られずにレコーディングが出来たのも、これが初めてでした」



 それから作品ごとに秋岡節に磨きがかけられて、今作は初の夫婦モノ。
岡ゆずりのダミ声は変わらない。
 カラオケ喫茶店などのキャンペーン先では「覚えやすいからなのか、歌ってくれる人の数がおおいですね」といった声も聞かれるし、とりわけ一緒に歌いたいという女性が多いのも、この歌の特徴だという。
 秋岡は「もうすぐデビュー30周年を迎えます。『夫婦花』をしっかりと歌って、30年につなげたいです」と話していた。


[秋岡秀治 オフィシャルサイト]
http://akioka-syuji.com/
[秋岡秀治 日本クラウン]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/akioka/whats.html


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