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北野まち子(キングレコード)  好調「風笛の町」  切ない心の内を野原を吹き抜ける悲しい風にたとえて歌う   北野まち子と食事会への応募券がもらえるジャンケン大会も実施 [インタビュー]

北野まち子.jpg◆きょう8月7日まで青森市内では、東北三大祭りのひとつねぶた祭りが繰り広げられている。青森県弘前市出身でキングレコードの歌手、北野まち子は、2017年8月3日、大阪府堺市のシッピングセンター・おおとりウイングスのイベントステージで、熱気あふれるふる里の祭りを思い出すかのようにオリジナル曲「女ねぶた祭り」を歌い、笑顔で飛び跳ねていた。6月に出した新曲「風笛の町」の歌唱キャンペーンでのひとコマであった。熱い情熱的なねぶたと違って、新曲は失恋した切ない女性の歌。東北人ならではの人柄なのか、男性女性にかかわらず人気が高い北野。それを反映してか、今作もCDの売れ行きは好調なようである。


北野まち子・風笛の町.jpg










 風に揺れる草々が笛の音のように泣いている。作詞家の麻こよみは、それを風笛と読んだ。恋に破れた女性主人公の切ない心の内を表現した。北野はふる里、弘前にもあるそんな野原を想い描いて歌う。1番から3番の歌詞はすべて、♪ ~ 北の町 ~ で終わる。何やら北野まち子の名前を連想させるようであり、麻の遊び心が感じられる。

 時にはハネるなど、色んなタイプの女性を歌ってきた北野だが、今回は悲しい笛の音のように切ない気持ちだけど、この土地でしっかりと生きて行かなければいけない、といった芯の強い主人公を歌う。
 「今までの私の歌にはなかったところでしょうか」と北野。

 歌の舞台は特定されていないけれど、北の町とあるように、東北か北海道だろうか。それとも北陸、越後・・・などと聴く人は、あれこれと想像するところである。
 北野が思う描くのは、実家近くの河川敷。葦が生え、風が吹くとやはり笛のようにざわめくという。

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5年ぶりのおおとりウイングスで歌う北野まち子

 一方、カップリング曲のちょっと風変わりなタイトルでもある「そのうち一度帰ります」も、ふる里を歌った内容である。♪ たった四時間 電車に乗れば 帰れるはずの ふるさと ~ なのだが、都会に出てからまだ帰省も出来ないでいる主人公たち。
 「この歌を聴いて、一度帰ってみようかな、と思ってもらえるとうれしいです。たった4時間ですもの」(北野)

 キャンペーン先でこの歌を歌った時のことだった。同じ青森県・弘前出身の男性がいた。年齢は北野とはふた回りほど上だったが、話を聞くと出身中学校が同じで、学区も同じだということが分かった。しかも彼女の母親と同い年で、同級生だったということも。
 その後、北野は母親に電話で訊ねると「音信不通になっていた同窓生のうちの1人だ」と教えてくれた。

 「その男性はそれが縁で、奥さんと一緒に弘前へ久しぶりに帰られたそうで、何人かの同級生とも会われたようです」

 全国を飛びまわって歌う歌手ならではの、歌が取り持ってくれた合縁奇縁であった。
 今年、北野は歌手デビューして29年目になる。この間に出したCDは26作品。色んな出会いと縁を築いてきたわけである。来年8月からは30年目に突入する。北野は「30年に向けて『風笛の町』が、ヒットするように頑張っていきます」と、♪ 生きていきます 北の町(子) ~ と歌い続けている。

北野まち子・ジャンケン.jpg

 今、全国で展開している店頭キャンペーンでは、「風笛の町」のCDを購入した人を対象にジャンケン大会を、キャンペーン会場で行っている。彼女と一斉にじゃんけんをして、最後まで勝ち残った1人に「風笛の町」オリジナル湯のみ茶碗か、東京・港区にある高級料亭・うかい亭での「北野まち子とお食事会」にペアで招待する応募抽選ハガキをプレゼントしている。

 また2017年12月9日には、東京・上野の精養軒で、恒例の「北野まち子感謝のつどい」を開くことにしている。





[北野まち子 オフィシャルサイト]
http://www.machiko-k.com/
[北野まち子 キングレコード]
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=18678






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