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鏡五郎(キングレコード)  好スタートの「千鳥の舞 / 織田信長」 評判の添い舞演歌   格好よく歌えると好評 [インタビュー]

鏡五郎・小.jpg◆添い舞が出来るような歌が欲しいー 。キングレコードの歌手、鏡五郎のファンにはたくさんの日舞の師匠がいるが、そうした人たちやCDショップの濃尾商会(名古屋市)などから、そんな声が数多く寄せられていた。それをCD化したのが、鏡が2017年7月に出した「千鳥の舞 / 織田信長」である。メイン曲の「千鳥の舞」は女歌で、カップリング曲の「織田信長」は男歌だが、どちらも性別に関係なく評判はいいという。鏡は「自分らしい、格好いい歌をもらった」と笑顔を見せている。









 「歌と踊りをセットで見てもらう」
 鏡五郎はこれからの自分の歌のスタイルを、このように語った。
 新曲の「千鳥の舞 / 織田信長」は、たくさんの人たちの要望に応える形で、日舞による添い舞ができる歌として作られたもので、73歳になった鏡が「これこそ自分が求めていた歌の形」と言わんばかりである。
 「歌に合わせて踊る添い舞を楽しむ人たちはたくさんいます。ところが踊れる歌と言えば、民謡歌手が歌っているもののほかは、数少ないのが現状なんです。カラオケで歌って、踊れる歌を求める人たちはたくさんいるのです」

鏡五郎・千鳥の舞.jpg 鏡の歌では2001年に出した「天翔の舞」2003年の「鞍馬の火祭り」以来だという。
 歌に合わせての舞は「カラオケ発表会・大会では目立つ存在になる」(鏡)だろうし、事実、自分の歌(カラオケ)に踊りを入れたいという人は少なくないそうだ。

 琴と篠笛の音色のイントロでゆったりと始まる「千鳥の舞」。♪ 幾夜寝覚めて 袖濡らす ~ と女の切なさを歌い上げているが「最近少なくなってきた日本情緒をたっぷりと盛り込みながら、少しモダンな感じをもたせています」と鏡。
 「織田信長」には尺八と鼓が響き渡り、♪ 信長は ここにあり ~ と見得を決めて、鏡が歌ってきた一連の忠臣蔵もののように、格好よく演じて歌う。
 8月9日には、間奏に鏡が踊る映像が収録されたDVDカラオケ「キングDVDカラオケHit4 Vol.152」も発売されている。

 鏡五郎の本領発揮と言った、この2曲は「オリコン初登場2位でした。CDショップでの売れ行きも好調」といった具合に好スタートを切っている。発売1か月の8月26日付のオリコン演歌チャートでも13位にランキングされているほどだ。

■殺陣師・三好郁夫直伝の振付

鏡五郎・千鳥の舞・DVD.jpg 「千鳥の舞 / 織田信長」に限らず、鏡は数多くの作品で自ら歌いながら踊って見せている。その振付はなかなか堂に入ったものである。
 それは8歳年上の兄で、5年前に亡くなった東映の殺陣師だった三好郁夫さんから指導されたものだという。
 「兄は45年に渡って、たくさんの俳優さんたちの殺陣指導をしていましたが、美空ひばりさんにはとても可愛がってもらっていたようですね。僕なんかは、どうして普通の動きができんのや、と良く怒られたもんです」(鏡)。


 そんな鏡がステージで見せてくれる振付がピッタリとハマる今作。さぞかしこれからは、歌好きの人たちのカラオケ発表会でも、歌に合わせたたくさんの創作日舞が見られるようになるだろう。
 明日8月26日には福岡市内で、ディナーショーのスタイルで新曲発表会が催される。鏡の作品を数多く手がけている佐賀県在住の作曲家山崎剛昭の弟子たちによる歌唱発表のあと、鏡のショーが1時間余行われ、ここで「千鳥の舞 / 織田信長」を披露するのだが、どんな踊りが登場するのかも楽しみでもある。





[鏡五郎 キングレコード]
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=10398






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