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三門忠司(テイチクエンタテインメント) 「夫婦みち」 歌いやすく覚えやすいと好評 絶対にヒットへ [インタビュー]

◆「人生80からやで」と言うのは、今秋、73歳を迎える三門忠司である。人生の本番を迎えるまではまだ7年もあるわけで、今大いに元気をみなぎらせる。その秘訣は「毎年新曲をもらって歌えることに幸せを感じること。それ以上を望むとバチが当たる」という。2017年6月に出した新曲「夫婦みち」は「歌いやすくて覚えやすいので評判が良いです。絶対にヒットするで~」と、自信を見せている。

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 今まで三門忠司の歌には、演歌ならではの耐え忍ぶ女性が登場する作品が多かった。「夫婦みち」のように、夫婦を題材にした幸せ演歌は初めてだと言う。夫婦ものは2005年に「百年坂」を出して以来だとも。評判がいいのは、そんな久しぶりの夫婦演歌なのと、歌いやすいところに理由があるのかも知れない。

 30代から80代まで幅広いファン層に支えられている。とりわけ「80代の女性は元気やね。カラオケ歌って疲れ知らずや」と話す三門。そんな女性に向けてのメッセージを込めて歌っているのだろう。

 「♪ 今日から俺は お前と一緒 ~ の歌詞にあるように、今までは迷惑をかけてきたけど、これからはお前と共に歩いて行くで、と年を重ねた夫婦を歌っています。落ち着くとこに落ち着いた、といったところでしょう」
 そこには放蕩三昧だった夫を許す妻の姿が見えてくる。「きっと芯の強い女性なんでしょうね」(三門)。

[新月]?熱く歌って38年

 三門はデビュー38年目になる。脱サラして36歳での歌謡界入りだった。「クヨクヨせずに、毎日少しの焼酎を飲む」のが若さの理由。
 同じレコード会社の永井みゆきなど大阪・岸和田市出身の歌手4人と一緒に、今年6月に岸和田市観光大使に任命されている。全国に岸和田をアピールしていくのだという。

 「岸和田の良いところは、やはり毎年秋になると、老いも若きも、町ぐるみでだんじり祭りに熱くなるところでしょう」

 だんじりの熱さをそのままに、今まで歌に反映してきたのだろう。そんな熱気とは裏腹に三門は「40周年までは元気にやって行きたい」と、やや控え目であるが、2017年末には大阪・梅田のヒルトンホテルでディナーショーを予定しているなど、その40周年に向けて走り出している。






[三門忠司 テイチクエンタテインメント]
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/mikado/






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