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歌う王冠ライブ、2017年を締めくくって内田あかり・瀬口侑希・花咲ゆき美・松尾雄史・五条哲也・塩乃華織が出演 大阪・朝日生命ホール [ライブ]

◆移籍2年目のベテラン内田あかりをはじめ瀬口侑希、花咲ゆき美、松尾雄史、五条哲也、塩乃華織ら日本クラウンの歌手6人が出演した「歌う王冠ライブ」が、2017年12月8日、大阪市中央区の朝日生命ホールで開かれた。この模様は来年2月にケーブルテレビのJ:COM関西で2回に分けて放送される。

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勢ぞろいした「歌う王冠ライブ」の出演者(1部)、左端は司会の谷原りょう


 この日のトップを切って歌ったのは12月6日に新曲「さよならを嘘にかえて」を出したばかりの松尾雄史。デビュー6年目の26歳。ライブには2度目の出演だった。

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松尾雄史

 デビュー7枚目のシングルとなった新曲では、東京・亀戸天神の鷽替え神事をモチーフに、さよならを嘘に替えて欲しい、と愛する人を取り戻したい想いを歌っている。カップリング曲の「叱り酒」も披露した。6日にはファーストアルバムも同時発売している。


 デビュー10周年の花咲ゆき美は、映画「マイフェアレディ」のオードリーヘップバーンのように真っ白なウエディングドレス姿でステージに立った。歌ったのは、新曲「港わかれ雪」とカップリングの「諏訪湖・・・哀愁」など。どちらも哀しい女の世界を歌うが、メイン曲は歌謡曲ファン、一方は演歌ファンを楽しませる心憎い工夫もこらす。

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花咲ゆき美

 前々作の「海鳥哀歌」でも真っ白なドレス姿を見せた彼女であるが、それのDVD用の映像撮影では「足場が悪かったので、スリッパを履いていたんですよ」と、舞台裏を明かしていた。


 いつも愉快なステージを見せてくれる五条哲也は、この日も「新しいシークレットシューズを履いてきたので、180センチの松尾君に近づきました」と、茶ゃめっけたっぷり。そんなステージとは正反対に、デビュー10周年記念曲「桜並木の向こうに」では、愛する人を失いながらも前向きに生きていこうとする姿を歌った。

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五条哲也

 自身のカップリング曲のメドレーも披露。2007年のデビュー曲「さすらいおはら節」のカップリング「男さすらい派」2015年の「酔いしれて」(メインは「越前ひとり」)などを歌った。


 デビュー18年目の瀬口侑希は、このところ3作連続で衣装を着物に替えている。この日も花柄の淡色の着物姿。まずは1988年にドレスの衣装でリリースした村上幸子のカバー曲「不如帰」を歌い、新曲「雪舞い岬」へとつなげた。これは好調な前作「津軽の春」を受けての旅情演歌。

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瀬口侑希

 第1回目の歌う王冠ライブから出演している彼女は、このほかに「リンゴの唄」「赤いハンカチ」などをカバー。新曲のカップリング曲で1968年に黒木憲が歌った「霧にむせぶ夜」も披露した。


 この日のメインゲストの内田あかりはデビュー50年で、70歳のベテラン。日本クラウン移籍2年目の今年11月に出した「ホテル・サンセット」は、大人の恋を歌ったシャンソン風のバラード調歌謡曲。それを大人の魅力たっぷりに聴かせた。70万枚を売上げ自身1番のヒット曲となっている「浮世絵の街」(1973年)も歌い、会場の女性たちを沸かせていた。

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内田あかり

 今は東京に住む彼女も、中学卒業までは生まれた大阪で過ごしていただけに、時折、大阪弁も飛び出して、親しみも感じさせていた。ベテランながらクラウンでは新人だけに「新人という言葉には、嬉しい響きを感じますね」と、笑っていた。


 「歌う王冠ライブ」は2018年には7年目を迎える。ライブの模様は毎回、J:COM関西で放送されている。今回のステージは2018年2月17日午後9時30分からと、同24日午後9時30分からの2回に分けて放送の予定である。






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