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羽山みずき(日本クラウン) 「酒田カモメ唄」 北前船の酒田港で歌う もっともっと好きでいてほしかった [インタビュー]

羽山みずき1.jpg◆日本クラウンの歌手、羽山みずきが2017年12月に出した新曲「酒田カモメ唄」はその名の通り、かつて北前船の寄港地として栄えた山形県酒田市が舞台。恋に破れた悲しみを歌うが、彼女のにこやかな笑顔からは、そんな屈託は微塵も感じさせない。デビュー直前まで山形・出羽三山の巫女として働いていたこともあって、デビュー曲は巫女スタイルの衣装。前作もハカマ姿だったが、サードシングルの今作では振り袖姿に変身して見せている。


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 デビュー曲「紅花慕情」で2016年にレコード大賞新人賞を受賞して、それを受けての去年は「たくさんの愛情をいただけ、充実した1年でした」と、受け応えはもう立派なプロ歌手であるが「歌唱やステージでのトークで、自分をどうしたら伝えられるかといった迷いがあります。特にカバー曲は情感の入れ方など難しいですね」と羽山。

羽山みずき2.jpg ディナーショーも去年12月に東京都内で開いている。緊張の初体験だったが「皆さんファミリーな雰囲気で、キャンペーンを思わせるような楽しいひと時を過ごすことが出来ました」と、次はコンサートにつなげたい考え。

 このほど大阪・堺市のCDショップで行った歌唱キャンペーンでは、彼女の話に耳を傾けていたファンから「もう少しゆっくりしゃべらないと疲れるよ」とアドバイスを受ける一幕もあった。彼女が生まれ育ったのは歌の舞台となった酒田の隣、山形県鶴岡市。それだけに「寒い土地なので、話すのもつい早口になってしまいます。でも大阪って温かい人が多いと聞いていましたが、その通りですね」と、笑顔を見せていた。

 「酒田カモメ唄」は、前2作と違ってグッと大人びた歌詞の作品である。それでも羽山は「最初は表現が難しいと思いましたが、メジャーなメロディーなので気持ちを入れやすかった」とも。
 今年4月でデビー3年目になる。去年にはファーストアルバムも出しているが「毎日歌うたびに課題が出てくるんです。この歌い方、しっくりこないなぁ、と言った具合に。その繰り返しなんです」と新人らしい悩みも。

 カップリングの「いのち舟」は夫婦の情愛を歌っている。26歳、未婚の彼女にとっては「メイン曲よりもさらに大人っぽい楽曲」(羽山)で、前作のカップリング同様に「背伸びをして歌っている」と見せる笑顔には、まだまだあどけなささが残る。

■もっと成長

 平成3年生まれというから、今年で27歳になる。演歌・歌謡曲が好きになったのは1934(昭和9)年生まれの祖母の影響だったという。
 正月休暇は実家の鶴岡で過ごしている。すでに子供もいる仲良しの同級生たちと会って、高校時代の話題に花を咲かせた。

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 「身体に気をつけて頑張っての 〜 」と、それぞれ庄内弁で今年の活躍を誓い合ったが、羽山は「故郷に近い酒田を舞台にした『酒田カモメ唄』を多くの人と一緒に歌えるように、より自分が成長出来るように努力する」と話していた。

 先ごろ行った大阪キャンペーンでは、初めて生姜入りのお好み焼きを食べて感動。身体もほかほかになって「これからも、心を込めて精一杯歌っていきます」と話していた。





[羽山みずき オフィシャルサイト]
https://ameblo.jp/hayama-mizuki/
[羽山みずき 日本クラウン]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/hayama/whats.html





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