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松原健之コンサートツアー2018、今年も神戸を皮切りにスタート  新曲カップリング曲「いとしき知床」も披露  [コンサート]

◆テイチクエンタテインメントの歌手、松原健之が2018年5月19日、神戸市の神戸新聞松方ホールから今年のコンサートツアーの幕を切った。最新曲の「花咲線 〜 いま君に会いたい 〜 」をはじめアンコール曲を含めて全20曲を歌った。2部の冒頭では先ごろ亡くなった歌手の西城秀樹の「ヤングマン」を含む新御三家の代表曲を歌い「これからも秀樹さんの歌に挑戦して、少しでも近づけるように、頑張って歌っていきたい」と、西城を悼んでいた。ツアーは7月の北海道札幌市まで、あと3会場で予定されている。

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 松原健之がかつて音楽療法を教えてもらったという、神戸・向陽病院創設者の山口陽雄氏ゆかりの神戸から開催するのが恒例化しているコンサートツアーは、今年も松方ホールに満員の約700人を集めて行われた。1部の後半には、去年のコンサートで初披露して好評を博した松原が主演を務める芝居を見せてファンを喜ばせていた。

 彼は歌手デビュー前には劇団前進座の舞台に立ったほか、デビュー後には東映映画に出演したキャリアを持つほどで、終演後に<来年は座長公演・・・>と話題を振ると、照れくさそうな表情を見せていた。

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 1部は切ないラヴ・ソング「ときめきはバラード」(2012年)でオープニング。続いてふる里をテーマにした「ふるさとの空遠く」(14年)など4曲を集めた。「ブルースカイ ~あなたと飛びたい~ 」(16年)は、五木寛之とも親交のあった詩人の松永伍一さんの作詞で、松原が「松永先生の作品を歌い継いでいきたい」というほどに心酔する1人。

 この日は、松原を歌手へと導いた師でもある五木寛之が詞を書いた13年前のデビュー曲「金沢望郷歌」と、五木の「百寺巡礼」(講談社文庫)のテレビ版のテーマ曲で「心が穏やかになる歌」(松原)という「もし翼があったなら」(05年)も披露した。

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 2部は、実際に花咲線の愛称で親しまれている北海道・釧路ー根室間を走る列車をモチーフにした最新曲で「花咲線 ~いま君に会いたい~ 」などオリジナルの代表曲を中心の構成。「花咲線 ー」は17年10月に出した楽曲だが、好評な売行きに応えて5月16日にはカップリング曲を「いとしき知床」に替えてアンコール盤をリリースしている。
 松原は「カップリングを替えてシングル盤をリリースするのは初めてです。今回は両曲ともに道東が舞台になっています」とアピールしていた。

 冒頭では新御三家メドレーを披露して、前に亡くなったばかりの西城秀樹を悼んだ。また師である平尾昌晃の1周忌が今年7月に迫っているが、同18日には平尾作品のカバーアルバム「松原健之が歌う 平尾昌晃 永遠の名曲選集(仮)」(13曲収録)を出す。その中から布施明が歌った「愛は不死鳥」などを聴かせ、松原は「平尾メロディーを歌い継いでいきたい」と話していた。

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 松原健之のコンサートツアー2018はこの後、6月2日に静岡県・磐田市民文化会館、同30日は東京・浅草公会堂、7月5日には北海道札幌市・わくわくホリデーホール(札幌市民ホール)でも開かれる。


[松原健之 オフィシャルサイト]
http://www.jp-r.co.jp/takeshi_matsubara/
[松原健之 テイチクエンタテインメント]
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/matsubara/






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