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藤井香愛(徳間ジャパンコミュニケーションズ)  「東京ルージュ」で7月4日、夢の歌手デビューへ  29歳の元ヤクルトスワローズのパフォーマンス・アーティスト [イベント]

藤井香愛.jpg◆去年夏、徳間ジャパンコミュニケーションズとラジオ日本のオーディションでファイナリストに残ったひとり、藤井香愛(ふじい・かわい)が、低音を響かせた歌謡曲「東京ルージュ」で2018年7月4日、徳間ジャパンからデビューする。29歳の「定職なし、金なし、男なし」(藤井)が、今夏からは夢の歌手という定職を得ることになる。











7月4日に「東京ルージュ」でデビューする藤井香愛

 2500人の中から12人のファイナリストに選ばれたが、最終選考ではチャン・ウンスク(テイチク)の「赤坂レイニーブルー」を歌ったものの、居並ぶ審査員にはまったく無視されてしまった。その悔しい想いを晴らそうと、会場を飛び出してタクシーに飛び乗り横浜の中華街へ。
 「餃子とビールで飲んだくれました。もう歌手を目指すのは辞めて、アルバイト先の不動産会社に就職するんだ・・・」
 その日の藤井香愛は荒れにあれまくった。

 ところが審査員の誰かの心の中に、彼女の姿が焼き付いていたのだろう。
 「やってみないか」
 しばらくしてかかってきた電話に、藤井は飛び上がって喜んだ。一時は正社員として会社に残れば、といった誘いもあった。
 「今もまだ会社には籍があるんですが、いざ辞めるとなると寂しさもあります。でも去年の今頃は夢がかなうなんて思ってもいなかったし、やはり夢の歌手への道を掴んだのですからうれしい。諦めずにいて良かったです」

 声は弾んでいた。

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29歳で念願の歌手への夢を掴んだ

 身長163センチの藤井は高校時代にはギャル雑誌で読者モデルをしていたこともある。何とかして歌手への突破口を作りたい、そんな想いからであった。
 「髪の毛はピンクに染めて、日焼けサロンで真っ黒になっていました」
 深紅のワイン色のドレスに身を固めたジャケット写真からは、到底想像もできない姿だった。

 5月24日、大阪市内で行われたデビューコンベンションでは、デビュー曲となる「東京ルージュ」とカップリングの「モナリザ ~ 微笑みをください ~ 」を披露するとともに、最終選考会で歌った「赤坂レイニーブルー」を再度歌って、レッスンを経ての成長ぶりを見せた。

 席上、徳間ジャパンコミュニケーションズは、彼女の気取らない、飾らなくて屈託のなさをアピールして「インスタ映えするアーティストに育てたい」と目論むことを明かした。
 ビデオレターでコメントを寄せた、デビュー曲を書いた作曲家の弦哲也は「爽やかな風を感じさせてくれる女の子です。即戦力のアーティストとして期待します」と話していた。

藤井香愛2.jpg
即戦力が期待されている

 ところで歌手になるために結婚も諦めていたという彼女だが、こんな冗談も。
 「かわいさんと結婚すると、かわい・かわい なんて名前になるので結婚できません」
と笑わせていた。
 でも、とても素敵な人が現れて、もしもそれが<かわい>さんだったら?
 しつこく訊いてみた。
 「うん~、結婚するかもしれませんね。でもやはり結婚せずに歌手に専念します」と、当面は独身が続きそうである。


[藤井香愛 オフィシャルサイト]
https://ameblo.jp/kawai-fujii/
[藤井香愛 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
http://www.tkma.co.jp/enka_profile/id=10422







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