SSブログ

真木柚布子(キングレコード)  「美唄の風」  美しく優しい美唄に吹く風を歌う  5年前のカップリング曲   ハワイでも披露 [インタビュー]

真木柚布子.jpg◆ハワイにふる里、北海道美唄の風を吹かせたキングレコードの歌手、真木柚布子。かねてから交流のあったハワイ在住の歌唱指導者からの誘いがあって、去る2018年6月21日から26日まで6日間、旅行会を兼ねて現地のカラオケ教室とタイアップした交流カラオケまつりを楽しんだ。ハワイではもう何度も歌っている彼女だが、日本からファンクラブ・柚子の会から50人を同行しての現地での大規模なイベントは初めて。もちろん2018年4月に出した新曲「美唄の風」を歌った歌謡ショーも盛り込み、ハワイ・ワイキキビーチにある会場には美唄の優しい風が吹いていた。


真木柚布子・美唄の風.jpg










 「美唄の風」は2013年9月に出した「北の浜唄」のカップリングとして収録されたものを、今回、メイン曲として再収録した。北の浜唄と同じ作詞・下地亜記子、作曲・弦哲也、編曲・前田敏明による、真木のふる里である北海道・美唄の美しさをゆったりと流れるメロディーで表した作品である。
 「最初はカップリングだったんですが、皆さんに5年間歌い続けてもらっている人気曲なんですね。私の大好きな曲の一つです。セールスには少し不安もありましたが、たくさんの人に美しいふる里の歌を歌ってもらいたかった」
 真木は新曲「美唄の風」に寄せる想いをこのように話している。

 このところ長く歌われ続ける歌が少なくなった。何代にも渡って歌われる歌が一つやふたつあってもいいのではないか。多くの歌い手が今、そう思っている。
 真木もそんなひとりである。
 「この歌をメインすることで、自分なりのスタイルを確立してみたかった」

美唄の風inハワイ2.jpg
美唄の風inハワイ1.jpg
ハワイ在住の人たちと交流をはかった「美唄の風 in ハワイ」の模様

 こんな想いがこもった新曲をハワイに住む人たちにも感じてもらおうと、歌と旅行の会「真木柚布子と行くハワイツアー」が実現した。今年は11月にデビュー30周年になるし、8月には還暦を迎えることもあって、それのプレ企画としてのハワイでのイベントでもあった。
 日本からの同行者の中には舞踊団5人も含まれていたし、それをバックに歌った真木の歌謡ショーでは「美唄の風」など代表曲の数々を聴かせた。

■自分のスタイルを大事に歌い続ける

 その北海道美唄市は札幌の北西、JRで40分足らずの所に位置し、東には富良野、南には夕張がある自然豊かな町である。かつては炭鉱の町として栄えたが、閉山した今は人口も3万人弱と減少しており、かつての勢いもなくなっている。
 「歌い手にとっては最高の地名である<美唄>も、この歌を出す前は読み方が解らない人がたくさんいました。それでも出してからは、みなさんに<びばい>と読んでいただけるようになって、かなり美唄市の宣伝に貢献しました」

真木柚布子2.jpg

 地元ではふるさと納税をした人には「美唄の風」のCDを使いたいという話もあるとか。

 真木は「もちろんヒットはだしたいけれど、それだけをねらうのではなく、コンサートやディナーショーで私の歌のスタイルを作り上げていきたい。とくにこれからの60代は自分の思うように納得のゆく仕事をしていきたい」と、独自の路線を目指そうとしている。





[真木柚布子 オフィシャルサイト]
http://www.yukomaki.com/
[真木柚布子 キングレコード]
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=12453






nice!(6) 
共通テーマ:音楽

nice! 6