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岩出和也(キングレコード)  デビュー21周年記念のスーパーライブ  デビュー曲から最新曲まで26曲歌う  メルパルク大阪ホール [ライブ]

◆キングレコードの歌手、岩出和也が2018年7月15日、大阪市淀川区のメルパルク大阪ホールでデビュー21周年を記念した岩出和也スーパーライブを開いた。西日本各地を襲った水害の影響で大量の欠席者もあったが、それでも会場いっぱいの約1000人が熱い和也コールを送った。最新曲の「咲いてみないかもう一度」のほか自作楽曲やデビュー前に良く歌っていたというカバー曲など全26曲を歌った。いつもは出身地の大阪・岸和田市近辺の会場で開いているスーパーライブだが、珍しく大阪市内の大ホールでの開催。岩出は「いい21周年を迎えることができました。また、このホールで演りたいですね」と話していた。

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岩出和也の新たなスタートを切った「21周年記念スーパーライブ」

 通常であれば20周年で開くところを、21世紀と21周年、デビュー日の2月1日の<21>に重ねた、岩出和也独特の洒落っ気でこの日の開催となった。
 岩出の歌手デビューは1997(平成9)年。当時のCBSソニーから出した「おまえに雨宿り」がデビュー曲だった。2005年に「北フェリー」でキングレコードに移籍している。

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 この日は、久しぶりの生バンドでのステージに「少し緊張しますね」と、デビュー曲からデビュー第2弾の「赤いハマナス」や移籍第1弾曲、前作で初めて杉本眞人作品に挑んだ「東京陽炎」や今作の「咲いてみないかもう一度」までをたっぷりと聴かせた。

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父親と映した幼いころの写真を見ながら思い出を語る岩出

 普段はあまり聞くことが出来ない作品などの数々も歌った。
 デビュー第4弾として出したふる里想うバラード調の「風の街」(1999年)は、麻こよみ作詞、吉幾三作曲。
 「これは僕がデビューした時にはすでに詞は出来ていたようで、いい詞だと思っていたところ、吉さんの作曲で自分が歌うことになった作品です」
 これは彼のお気に入りの1曲でもあり、しんみりと歌い上げた。

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 岩出は自ら楽曲を書き溜めていることでも知られており、2012年には「陽だまりの花」のカップリングに収録した自作曲「男の大祭り」をリリースしいる。この日のライブでも、それらを披露するとともに最新作の「遠い昔の恋物語」も初めて聴かせた。

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 かつてはチェーンスモーカーだった岩出も、今はスッパリとタバコを止めている。その影響もあってか「体重は5キロも増えた」というが、ステージの姿には大きな変化は見られず、約1時間半の公演で7着の衣装を着替えるほどのサービスぶり。

■新たなスタート

 デビュー4年目の2000年には地元・岸和田市でファーストコンサートを開いている。以来、節目節目にイベントを行ってきた。15周年の2012年には大阪市内で記念コンサートを開き、最近はスーパーライブの名称で各地で展開している。今年9月30日には東京・中野サンプラザ・コスモルームでもスーパーライブを予定する。

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 今回のスーパーライブを岩出は「ターニングポイントになった」というように、彼にとっては新たな時代に向けてのスタートのきっかけとなったようである。
 「今まで何度か歌手を辞めようと思うこともありましたが、応援してくれている人たちの顔が浮かんできて、今まで続けられました」
 と、今回もスーパーライブを主催した後援会と、この日来場した人たちへに感謝の想いを伝えていた。


[岩出和也 オフィシャルサイト]
http://www.sunnysb.jp/iwade/
[岩出和也 キングレコード]
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=20199






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