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辰巳ゆうと(ビクターエンタテインメント)  「下町純情」 現役大学生20歳  18年1月デビュー  8月15日に第2弾の「下町純情 下町盤 / 純情盤」 [インタビュー]

辰巳ゆうと3.jpg◆東京都内の大学で英語を学ぶ現役大学生歌手である辰巳ゆうと。1998(平成10)年生まれの20歳。2018年1月17日に、昭和演歌の味がするメジャー調のノリのいい「下町純情」でビクターエンタテインメントからデビューしている。所属する長良プロダクションでは氷川きよしから20年目に登場した期待の新人である。8月15日にはデビュー曲の下町盤と純情盤の2枚を新たにリリースしている。同22日には大阪発流行歌ライブに初出演して、女性ファンからの熱い声援を受けていた。「皆さんの声援は僕の歌のパワーの源です」と、声を弾ませていた。


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 辰巳はまだ小さい頃、演歌が好きな祖父に連れられて大阪・心斎橋のライブハウスで開かれていた大阪発流行歌ライブを見ている。小学6年になると、同じ会場で行われた関西のレコード店などの主催による関西歌謡大賞の予選会に出場している。そのステージにプロ歌手として立って、自分の歌を披露した。

 「氷川きよし先輩が子供の頃から憧れの的だったので、歌もその影響を受けています。今も会うたびに緊張するんですが、いつも僕を気遣ってもらってうれしいです」

 中学1年の時に出場した長良プロダクションのカラオケ大会をきっかけにスカウトされてプロ歌手の道を歩むことになる。同じ事務所の山川豊のデビューからは40年、氷川きよしからは20年目のデビューだという。
 高校3年間は月1回のレッスンを受けるために東京まで通っていた。18歳で高校を卒業すると、いよいよ生まれ育った大阪・藤井寺市を後にして、ひとり東京へ移り住むことになる。1年間、ボイストレーニングをする傍ら、東京・赤羽、錦糸町、大塚など下町で演歌のストリートライブを毎日続けた。

 3、4ヶ月は誰も立ち止まってくれなかったというから、孤独との闘いだった。時にスポーツドリンクを差し出して「熱中症に気を付けてね」と声をかけてくれた人もいたが、寂しさは募るばかりだった。

 「誰もいない中で歌っていると、大阪が恋しくなってしまうんです。上京する際にもホームシックにかかって、新幹線の中でずっと泣いていました」

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 そんな下町での特訓から手にしたのがデビュー曲「下町純情」だった。久仁京介作詞、徳久広司作曲、編曲は南郷達也。8月15日には、それの下町盤と純情盤の2枚をリリースしている。それぞれカップリング曲を変えたもので、下町盤は「夕焼け人情商店街」純情盤には「恋し雨」を収録している。

 大阪発流行歌ライブではそれらとともに、ストリートライブでもしばしば歌っていた「浪花節だよ人生は」を歌っていた。

 これからの目標は。
 「みなさんに愛される歌手になりたいです。目標はもちろん氷川さんです」
 迷わず言い切った。





[辰巳ゆうと オフィシャルサイト]
https://www.nagarapro.co.jp/top/artist/artist.php?id=98
[辰巳ゆうと ビクターエンタテインメント]
https://www.jvcmusic.co.jp/-/Artist/A025361.html






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