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真奈尚子(ビクターエンタテインメント) 去りゆく夏を切なく歌うライブ  デビュー30周年を記念して出身地・天川村でライブへ意欲   大阪・アズール [ライブ]

真奈尚子5.jpg◆女心を切なく歌ってデビュー30周年になるビクターエンタテインメントの歌手、真奈尚子が、2018年9月9日、大阪・茶屋町のライブレストラン・アズールで、去りゆく夏を歌ったライブを開き、全15曲を熱唱した。ムードあふれる歌の数々は、雨降る中に集まってきたファンをうっとりとさせていた。


 オープニングで客席を回り、1人ひとりに挨拶をしてステージに上がるのは、真奈の何時ものスタイル。この日もピアノの演奏が流れる中、ゆったりと始まった。








雨が似合う真奈尚子

 1曲目は「誰もいない海」。♪ 今はもう秋・・・ と、去りゆく夏を惜しむかのように切なく歌った。
ただし今夏はいつもの夏と違って、豪雨や台風と各地を襲った災害の後だけに、切なさもひと際。現に今回のライブも当初は7月7日に予定されていたが、前日からの記録的な大雨で開催が延期された。やっと開催されたライブだったが、この日もやはり寂しい雨だった。

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外は雨、内はムーディーな時間が流れる

 そんな雨を恨むかのように「思い出のグリーングラス」「サンライズサンセット」と揃え、来る秋が穏やかであることを願うかのように大橋節夫作詞・作曲で石原裕次郎がハワイアンのメロディーに乗せて歌った「幸せはここに」を聴かせた。

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ムーディーな歌声が人々を魅了する

 しかし切なさ漂う真奈の歌には雨が良く似合う。
 デビュー曲の「あなたのタンゴ」では移ろいやすい人の心を恨むかのように、やはりオリジナル曲の「小さな酒場」はピアノを聴きながら終わった恋への想いを歌っている歌手を、それぞれあふれんばかりのムードを漂わせながら歌った。

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今は最も楽しく歌えるという

 今月でデビュー30周年を迎えた彼女は、1989年に歌手としてスタートしている。7年間東京で活動した。その後、大阪に戻ってしばらく休業していたが、活動を再開し始めたのは18年前からである。
 その間、シャンソン歌手との出会いもあり、今の彼女はムード歌謡からシャンソン、ジャズなどのジャンルの歌をカバー、年齢と共に幅広い歌を能くする歌手へと存在感を高めている。

 この日は久しぶりに「再会」など松尾和子のオリジナル曲3曲をメドレーでカバーして熱唱した。

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奈良・天川村で30周年記念ライブへも意欲を見せる

 真奈は「いつまでも若さと健康を保って歌い続けたい」と、これからの歌手活動への意欲を示すとともに、出身地である奈良県天川村での記念ライブも開いてみたいと話していた。


[真奈尚子 オフィシャルサイト]
http://manamusic.net/
[真奈尚子 ビクターエンタテインメント]
https://www.jvcmusic.co.jp/-/Artist/A000169.html






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