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第265回大阪発流行歌ライブ、マッハ文朱・沢井明・千葉一夫・大沢桃子・結城彩の多彩なメンバーに声援 [ライブ]

◆デビュー45年になるマッハ文朱(テイチクエンタテインメント)が2018年9月19日、大阪・心斎橋のライブハウス、BIG CATで開かれた第265回大阪発流行歌ライブに初めて出演した。同じレコード会社の沢井明と、デュエット曲「ラブコールは5回目で」を歌い「やはり歌謡界は華やかですね」と、久々の歌謡ショーを楽しんでいた。この日は、千葉一夫(キングレコード)大沢桃子(徳間ジャパンコミュニケーションズ)男石宜隆(同)結城彩(クラウンミュージック)も出演して新曲を披露した。

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第265回大阪発流行歌ライブの出演者たち


 マッハ文朱は京都でのテレビ出演を終えて駆けつけ、ライブの最後でデュエット相手の沢井明「ラブコールは5回目で」を歌った。8月15日に出したばかりの新曲で「初めて自分の歌をカラオケで検索出来るのに感激しています」と、30数年ぶりに出した歌を楽しんでいた。今は兵庫・宝塚市に住む関西人で、息女はタカラジェンヌである。

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デュエット曲を披露するマッハ文朱(右)と沢井明


 「今年はサンキューの年」という千葉一夫はデビュー39(サンキュー)年目。「応援してくれる人たちも2歳から102歳まで幅広い」と会場を沸かせていた。行方も見えず祝福されない恋に迷走する2人を歌う新曲「霧雨川」を披露。そんな歌とは裏腹に「後半のサビは歌っていて気持ちがいいです」と笑顔を見せていた。1993年に10年ぶりに再発売した「夢に咲く花」も披露していた。

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ファンからのプレゼントのレイを首にかけて歌う千葉一夫


 大沢桃子はデビュー15年。彼女の歌はすべて自作曲である。2歳の時にトラック運転手をしていた父親を亡くし、理容師をする母親に育てられた岩手県・大船渡への温かい思いやりが、彼女のどの歌にも感じられる。悲しみを乗り越えて生きていこうとする「風の丘」は、聴く者の心を揺さぶるし、新曲「椿の花の咲く頃」は明るい笑顔で、大切な人と会えることを祈る、そんな歌だった。

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笑顔いっぱいに歌った大沢桃子


 沢井明はメジャーデビューして6年目。この間に5枚のシングルを出し、今のテイチクへ移籍してからは、新曲の「嘘の積木」が3作目。その新曲は9月19日のライブ当日が発売日だった。積木を重ねるように、優しい嘘を積み重ねていく貴方。その嘘の積木でさえも崩れるのが怖いと怯える哀しい女心を歌う。カップリングは男の人生を歌ったブルース。初の男歌である。

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1曲ごとに魅力が増す沢井明


 男石宜隆は6月に出した新曲「大阪みれん花」では、去っていかなければならない女性の未練心を歌う。客席からの<ノブちゃ~ん>コールを盛り込んで歌をアピール。カップリングの「最後のジェラシー」はジャズっぽい楽曲で、ファンを魅了していた。メジャーデビュー前から台湾へ出かけて歌い続ける。今は年に1回程度に回数は減ったが、それでもたくさんのファンを持つ。

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神戸の星と自称する男石宜隆


 大阪・高槻市在住の結城彩は推薦曲コーナーで、今年1月に出した「ふたりの法善寺」とカップリングの「女のタンゴ」を歌った。

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今月の推薦曲コーナーの結城彩


[大阪発流行歌ライブ]
http://hayariutalive.com/






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