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前川清・神野美伽  大阪新歌舞伎座で初共演   司馬遼太郎「大阪侍」に挑戦 [舞台公演]

◆テイチクエンタテインメントの歌手、前川清とキングレコードの歌手、神野美伽が、2019年3月3日からの大阪・新歌舞伎座の開場60周年記念公演「大阪侍」とオンステージで初共演する。その2人が2月13日、大阪市内で公演に向けた抱負を語った。公演は3月24日まで。

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初共演に張り切る前川清(右)と神野美伽


 デビュー50周年の前川は、1月の明治座での純烈との公演に触れながら「僕の舞台に出演する人に、最近、ちょっといろんなことが起きて、それが話題になって、逆に観客が増えましています。今回は美伽ちゃんの足の手術があり、それへの心配もあって増えるのでは」と、切り出して集まった人たちの笑いを誘った。
 さらに「芝居の内容はあまり面白くないです。そこを如何に崩して楽しくしようかな、と一生懸命に考えています。見て頂いた方に良かった、と思ってもらえるように2人で頑張ります」とも。

 昨年暮れに両足の手術をした神野は、術後55日が経って順調に推移していることを報告して「この公演があったから正直、非常にプレッシャーでしたが、これがあったから治すことができました。初めて前川さんと一緒に出来ることを、本当に楽しみにしています。いい舞台を演じていきたい」と声を弾ませていた。
 彼女が以前から聴きたいと思っていたという前川の歌も「前川さんがアルバムから選曲してくれていたので、個人的にもラッキーな1ヶ月になる」と、今から初日が楽しみな様子であった。

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 1部の芝居は司馬遼太郎の小説「大阪侍」を題材に、岡本さとる氏が脚本・演出を担当。前川は江戸から一家そろって大坂へ左遷させられた同心の鳥居又七の役に、神野は材木商の娘・お勢を演じる。スペシャルゲストに松居直美を迎え、おりも政夫も出演する。
 オンステージでは前川が、糸井重里プロデュースの50周年記念シングル「初恋 Love in fall」や「長崎は今日も雨だった」「そして、神戸」など、神野は2019年2月6日発売の「愛のワルツ」のほか「男船」「無法松の一生 〜度胸千両入り〜 」などを、それぞれ予定している。

 1958(昭和33)年に大阪・なんばで開場し、今年60周年を迎えている新歌舞伎座は、上本町に移転して今年で9年目。来年が新劇場開場10周年になる。その記念公演に「きっと前川さんと神野さんが面白くしてくれて、楽しい芝居と素晴らしい歌謡ショーをお届けでこるものと思っています。これをスタートの年として、これから何十周年も積み重ねていきたい」と、2人に期待を託していた。


[前川清 オフィシャルサイト]
http://www.maekiyo.com/
[神野美伽 オフィシャルサイト]
http://www.shinno-mika.com/
[新歌舞伎座]
https://www.shinkabukiza.co.jp/perf_info/20190303.html








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