水森かおり(徳間ジャパンコミュニケーションズ) 5月4日から大阪・新歌舞伎座で初の座長公演 24年前にデビュー当日を迎えた記念の大阪で芝居と歌の10日間 [舞台公演]

2019年3月9日から18日まで、同じく座長を務めた東京・明治座特別公演に続いて、5月4日から大阪・新歌舞伎座での初座長公演に挑戦する水森かおりは「緊張はしていますが、大先輩に助けられているので心強いです」と開幕を楽しみにする。1995年9月25日のデビュー当日を大阪で迎えただけに「大阪は私の旅立ちの地であり、より気持ちが引き締まります」とも。

同じ長良グループの後輩歌手、椎名佐千子・岩佐美咲が妹役で、はやぶさのヒカル・ヤマトの2人も出演する。実際の水森とは少し違う性格のようであるが「芝居は現代劇で分かりやすく、気楽に楽しんでもらえます」と話す。
明治座の公演では妹を気にかけアドバイスするなど、しっかり者の姉を演じていた水森はプライベートでは2人姉妹の妹。
「かつてはお姉ちゃんに怒られたこともありましたが、その時の姉の気持ちってこんなものなのか、と感じることが出来ました。姉妹って喧嘩をしても心の底ではつながっていて、助け合うところがあります。芝居では自然体で伸び伸びと出来ました。お姉ちゃんも良いもんですね」と水森。
実生活では妹である彼女も、性格は面倒見の良いところがあるといい、子供の頃には大人になったら保母になる夢を見ていたこともあった。来年には歌手デビューして25年になるが、事務所では先輩と後輩に挟まれて「中間管理職のようです」と笑う。
出演者も明治座公演と同じである。ただ、それぞれが自宅からの通いだった東京と違って、新歌舞伎座では公演期間中はホテル住まい。どこか合宿の雰囲気もあり「お好み焼きなど美味しいものを食べに行こう、と今から楽しみにしています」とも。

劇場コンサートのために、1部の芝居の内容を元に麻こよみが詞を、弦哲也が曲を書いた未発表曲「笑顔の向こうに」も披露する。この歌で「周りの沢山の人たちに支えられることで、私たちは元気になれる」(水森)ことをアピールする。
2019年1月の発売の「高遠さくら路」は、4月1日付けのオリコン演歌チャートでも4位にランキングされるなど、高い人気を維持している。この歌を聴いた女性ファンの中には「涙が出ました」と感想をもらす人もいるほどで、水森は「独特の切なさを感じさせてくれる詞とメロディー、それにアレンジも泣ける旋律です」とアピールする。
[水森かおり オフィシャルサイト]
https://www.nagarapro.co.jp/top/artist/artist.php?id=5
[水森かおり 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
http://www.tkma.co.jp/enka_top/mizumori.html