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氷川きよし(日本コロムビア)  きょう(5月18日)から13年ぶりの大阪・新歌舞伎座で座長公演   母をたずねる美男子役者・恋之介役  最新曲からシャンソンまでのコンサートも [舞台公演]

◆2019年5月18日、デビュー20周年を迎えている日本コロムビアの歌手、氷川きよしが、13年ぶりに大阪・新歌舞伎座でのl座長を務める「氷川きよし特別公演 母をたずねて珍道中 お役者恋之介旅日記・コンサート2019in 新歌舞伎座」の初日を迎える。同17日には通し稽古を公開すると共に、久々の大阪での座長公演への思いを語った。公演は5月27日まで。

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13年ぶりに新歌舞伎座で座長公演を務める氷川きよし


 13年前、新歌舞伎座がまだ、大阪・難波にあった頃、氷川きよしは同劇場で2度目の座長公演を務めた。28歳だった。演し物は男っぽい森の石松であった。連日の公演に疲れ気味だったこともあり、ペットショップの1匹の小さな犬に癒しを求めた。
 「もう時効だから言いますが、公演中は楽屋でずっと飼い続けていたんです」
 ココアと名付けたその犬も13歳に。自宅で一緒に暮らしているが、高齢のため今回の公演には同行出来なかった。

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ベンガルが犬に扮してココア新歌舞伎座

 ところが特別公演1部の芝居「母をたずねて珍道中 お役者恋之介旅日記」には、劇中で氷川演じる恋之介の育ての親で、一座の座長である佐野川権三郎(ベンガル)が犬に扮して登場するシーンがある。ベンガルの演技に思わず吹き出すやら、さらにはココアも共演か、と思わせるほどである。

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 13年前と打って変わって、眉目秀麗な役者を演じる氷川は、時代劇ならではの大立ち回りも見せてくれる。飄々とした演技を周りで支えるのは、新歌舞伎座ではお馴染みの曾我廼家寛太郎、西寄ひがしなど大阪の役者と、ベンガルとテレビの2時間ドラマのスター、山村紅葉たち。劇中では2時間ドラマのテーソングが流れるなど、さりげなく笑わせるところもあって、気楽に楽しめる内容になっている。

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 2部のコンサートでは数々のヒット曲や3月発売の新曲「大丈夫 / 最上の船頭」のほか、新歌舞伎座公演や42歳の誕生日となる9月6日の大阪城ホール公演に合わせて作ったという「大阪とんぼ」も披露する。
 これはカバーアルバム「氷川きよし 新・演歌名曲コレクション9 ー大丈夫・最上の船頭ー 」に収録したオリジナル新曲である。

 ショーではまた、シャンソンコーナーも盛り込むなど、演歌だけではなく「レインボーな氷川きよしを見て欲しい」とアピールする。

 今回の公演は18年10月に東京・明治座で行われた内容とほぼ同じだが、氷川の「かましまへん」など、大阪弁らしきものも飛び出して笑いを誘う。
 その氷川は「皆さんの応援で迎えることが出来た20周年。感謝しています。歌の主人公になり切って歌ってきました。これからは人生を歌っていきたいです」と、新たな歌への想いも話していた。


[氷川きよし オフィシャルサイト]
https://www.nagarapro.co.jp/top/artist/artist.php?id=1
[氷川きよし 日本コロムビア]
https://columbia.jp/hikawa/
[新歌舞伎座 氷川きよし特別公演情報]
https://www.shinkabukiza.co.jp/perf_info/20190518.html








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