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ほのか りんご(ダイアモンドレコーズ)  「俺ら東京さ行くだ」〜わぁ青森が好きだ Ver〜 . ご当地アイドル・りんご娘を経て歌手デビュー [インタビュー]

◆青森県が大好き〜の思いを込めて歌うのは、青森県弘前市出身のほのかりんご。地域活性化アイドル・りんご娘のメンバー、レットゴールドとして青森県内を中心に活動をしていた。グループを卒業後、上京して歌手、藤あや子の付き人として勉強をしていたが、2019年4月3日に、「俺ら東京さ行くだ」〜わぁ青森が好きだ Ver. 〜 でCDデビューしている。吉幾三の作品のカバーであるが、本歌の演歌からJPOP調にアレンジされている。

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青森県を代表する歌手の1人、吉幾三の「俺ら東京さ行くだ」は、青森県の<県歌>かと思うほどに、地元では今なお親しまれ続けているという。それをアレンジしたのが、ほのかりんごが歌う「俺ら東京さ行くだ」〜わぁ青森が好きだ Ver. 〜 である。
その吉とりんごの関わりは、彼女がまだ中学3年の時に、県内のテレビ3局が合同で30分ドラマを制作した時に遡る。

「そのドラマで吉さんの娘役で出演させてもらったのが、初めての出会いでした。今回、CDデビューするのに際して、青森県ナンバー1の吉さんの楽曲をカバーしようということになりなした。吉さんのように、皆さんに愛される歌手になりたいです」

6D603F32-CCA3-4288-B001-B7AF1F668004.jpeg ほのかりんごは、この歌で大好きな青森を全国にアピールしていく思いを募らせる。CDは通常版とねぶたのはねとの衣装を身に付けて、三味線を手にしたジャケットのイラスト盤の2種類を用意して、青森の魅力を再び全国へと力を込める。

カップリングの「大丈夫」は、りんごが高校2年の時に書いた歌詞を今回、芸能界へ進みたいと夢を抱いてきた今までの自分を振り返って、全面的に書き直した。曲も彼女が書いている。
「自分に、あるいは聴いてくれるすべての人たちに向けてエールを込めた1曲です」

歌手としてのスタートを切った今、再び自分をこの歌で鼓舞させようとしているようでもある。


弘前市で祖父が営むりんご農家で生まれたほのかりんごは、小学生の頃からりんごの袋掛けなど祖父の仕事の手伝いをして育った。地元新聞の東奥日報に、青森を元気にするアイドル・りんご娘のメンバーを募集する記事が掲載されたのを見ると、芸能界を目指す彼女は迷わずに応募した。

りんご娘のメンバーとなって9年間、青森県やりんごのPRのために全国をキャンペーンし、テレビ出演の機会も掴んでいる。大阪にも2度訪れている。
「歌手としてデビュー出来ると思ったんですが、メンバーが辞めていくなど、なかなか独立を切り出すことは難しかった」

ようやく上京を果たして藤あや子の門をたたき付き人になるが、ほのかりんごの名前でのデビューは、藤のデビュー30周年の東京・明治座での公演の舞台に立った2017年だった。
それから2年、念願の歌手デビューを果たすことになった。

やっとスタートライン

歌手となったほのかりんごは、デビュー曲のキャンペーンのために大阪にもやって来た。その取材の礼状が記者の元にも届いた。それを読みながら、取材の際に彼女が話していたことを思い出した。
「りんご娘時代に叩き込まれたのは、会った人には必ず礼状を書くことでした。メールもありますが、手書き文字によるそれは自分の気持ちを相手に伝えることが出来ると教わり、それを実践しています」

葉書を読んで、再度「俺ら東京さ行くだ」〜わぁ青森が好きだ Ver. 〜> を聴いてみた。吉の演歌とは違う、おもしろい青森があった。7月にはまた大阪にやって来るという。 ほのかりんごは「CDデビューして、やっとスタートラインに立てた、といった思いです。明るくて元気が出て、親しみやすいデビュー曲を沢山の人に届けていきたいです」と、話している。 [ほのか りんご オフィシャルサイト] https://ameblo.jp/ringo-honoka/ [ほのか りんご ダイヤモンドレコーズ http://diamondrecords.net/artist/detail.html?info=19
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