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石原詢子(ソニーミュージックダイレクト) 31年目の新曲「通り雨」 令和最初のヒットへ 惹きつけられる演歌ファン [インタビュー]

石原詢子 2.jpg◆ソニーミュージックダイレクトの歌手、石原詢子が2019年5月に出した「通り雨」は、曲が詞よりも先に出来上がっていた。曲を書いたのは岡千秋。自ら「力作」と言ってはばからない作品だけに、曲の入ったデモテープには2行ほどの詞が、岡のダミ声で入っていたという。あまり例のないケースで、いかに力の入った1曲であるかが分かる印象的な出来事だった。この渾身の1曲を彼女は「令和最初のヒット曲に」と、意気込む。










 ♪ 女は 淋しいね 女は せつないね 〜 で始まる「通り雨」は、これぞ石原詢子と言わんばかりの曲作りが、巧みに岡の手によってなされている。石原は「高音でバーンと出ます。これがきまった時には、気持ちが良いんです」と、この作品にぞっこん惚れ込んでいるようである。

石原詢子・通り雨.jpg 「通り雨」は、過ぎ去った恋なのに、忘れられずに想いを寄せつづける、切なく哀しい女心を歌っている。ありふれた演歌のストーリーなのだが、何故か演歌好きの心をグイグイと引きつけてくれる。
 それだけに、発売後のコンサートではCDの販売枚数も予想を超える順調で、石原自身も「確かな手応えを感じている」と顔色は明るい。

 実はこの作品は前作の「遥かな道」(2018年)と同時に出来上がっていたのである。それだけに「早く歌いたい」と思い続けた石原にとっては、気持ちを熟成させ満を持して、1年1ヶ月ぶりにリリースした新曲だったのである。

 石原は2000年と2003年の2回、NHK紅白歌合戦に出場している。初出場曲は前年4月に出してヒットした「みれん酒」だった。
 「あれよあれよ、という間にCDの販売枚数が伸びて、オリコンのチャートでは2度1位に輝き、ヒットとはこういうものなのか、と感じました」

 ヒットする兆しはキャンペーンにおける、ツーショット撮影会などでのファンの行列の長さでも感じ取れるという。「通り雨」もインストアライブでは「かなりの人たちが集まってくれて、ツーショット撮影もなかなか終わらない」といった会場が多いという。発売から1ヶ月余経過した6月24日付けのオリコンチャートでは、ランキング25位を保つほどで、確かにヒットへの兆しを感じさせている。

 「ヒットする歌は最初の2行がインパクトがあって、耳に残ります。そんな歌は自然と口ずさんでいますよね」
 作曲家の岡は自ら鼻歌で歌ってデモテープに入れた最初の2行に、その魔法をかけたのだろうか。

 好調を支えるのは、健康を保つことだと石原はいう。
 「納豆やキムチ、自分で作るぬか漬けなど、食べるものに気を使っている」
 今年はまだ一度も風邪を引いていないのも、そうした食べ物の効果なのかもしれない。

 デビュー31年目になる石原の歌は、ますます円熟味を増してきており「新曲はイントロから、いいなぁって思える作品です。歌っていて、コレはいけそうだな、という気がするんです。令和最初のヒット曲を目指して頑張ろう、といった気持ちが高まっています」と、ヒットへ向けての意欲を見せている。






[石原詢子 オフィシャルサイト]
http://junko-ishihara.com/
[石原詢子 ソニーミュージックダイレクト]
https://www.sonymusic.co.jp/artist/JunkoIshihara/








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