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北川大介(日本クラウン) 21年目の新曲「倖せの隠れ場所」 五木ひろしプロデュース作品 [インタビュー]

北川大介.jpg◆日本クラウンの歌手、北川大介が2019年6月に出した新曲「倖せの隠れ場所」。今年デビュー21年目の彼のために五木ひろしが作曲した楽曲である。北川がこれを歌う際に五木のポーズを真似るのは、五木へのリスペクトの姿勢でもある。今までの20年間は「歌手としての勉強の期間」として「今がスタートライン」と位置付ける。その最初の1曲が五木による「倖せの隠れ場所」だとしている。



北川大介・倖せの隠れ場所.jpg








 北川大介は今までの歌手生活を振り返り「僕は歌手になるために、厳しい下積み生活を送った訳でもなく、カラオケ大会あらしだったことでもなく、プロゴルファーを目指す中で、作曲家の中川博之先生に見出されて歌手に転向しました」と話している。
 今回の五木ひろしプロデュースによる「倖せの隠れ場所」は、それだからこそ「これまで20年間勉強してきた僕への褒美だと思いたいんです」とする。

 「倖せの隠れ場所」は、発売直後のオリコンチャートは、初登場2位だった。その後、ランキングは上下するが、8月12日付では1位の座を奪っている。好調な売れ行きを示す一例であるが、北川は「それもこれもすべて楽曲のお陰です」とみる。

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 この楽曲は去年8月、五木と北川のゴルフ場の控室での何気ない会話の中から生まれている。
 北川は五木と一緒になった楽屋でゴルフ談義に花を咲かせていた。北川にとって唯一、ゴルフだけは五木にアドバイス出来るものである。会話も盛り上がった頃、思いもよらず五木の口から「僕が出来ることがあれば・・・」と飛び出した。決して楽曲提供は多くない五木だが、北川はその言葉に「ヒット曲が欲しいなぁ」と答えている。
 日頃から目をかけてもらってきた、というものの、まさか実現するとは思いもしない一言だった。
ところが五木からは「書いてやろうか」と、耳を疑うような言葉が帰ってきたのである。

 作品が出来上がったのは今年1月の大阪だった。
 新歌舞伎座での特別公演に出演していた五木は、1部の芝居と2部の歌謡ショーの間に北川に提供する作品を書き上げている。
 それは「中川先生の弟子の北川君は原点のムード歌謡に戻るべきだ」と、「五木さんの『夜空』を思わせる」(北川)作品になっていた。作詞家の荒木とよひさが詞を付けた。
 今回の新曲はタイプA、Bの2種類が同時にリリースされている。それぞれ異なるカップリングが収録されている。しかもいずれも五木が作曲し、一度に3曲もの五木作品を北川が歌うことになったのである。

 「今回のような楽曲は今までの僕の作品にはなく、歌いやすくて歌っていて気持ちが良く、歌い甲斐があります。五木さんは今秋にも出す予定のアルバムに収録されるようですよ」

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 北川は21年目の作品である「倖せの隠れ場所」を歌うにあたって、どのような衣装が良いのか、五木に意見を求めている。
 すると五木は「歌は衣装で歌うものではない。心を込めて大事に歌うものである」と叱咤したというから面目躍如である。

 北川はその五木作品について「五木さんはこれが売れなかったら、もっと良い曲を書いてやる、と言ってくれていますが、この楽曲を僕の代表曲になるように歌っていきたい」と、意気込みをみせている。







[北川大介 オフィシャルサイト]
http://www.kitagawa-daisuke.com/
[北川大介 日本クラウン]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/kitagawa/whats.html








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