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三山ひろし(日本クラウン) パワーアップした3回目の座長公演  若き日の森の石松を描いた芝居と七変化の歌謡ショー    大阪・新歌舞伎座   19日まで [舞台公演]

◆日本クラウンの歌手、三山ひろしが2019年9月1日、大阪・新歌舞伎座で3度目の座長公演となる、新歌舞伎座開場60周年記念特別公演初日の幕を開けた。1部が同じ日本クラウンの北島三郎も演じたことがある森の石松を主人公にした芝居で、若き日の石松を描いた「青い空と白い雲 」。2部は歌に合わせて次々と衣装を変える、華麗な七変化ぶりを見せながら昭和の名曲を、小芝居を交えて歌う名曲劇場を盛り込んだ歌謡オンステージ「みやまつり 2019」。三山は「初めて石松を演りたいと自ら申し出ました。皆さんに楽しんで笑顔になって頂きたい」と話していた。19日まで。10日は休演。

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パワーアップした殺陣(左)と長編歌謡浪曲「決斗高田の馬場」を歌う


 3年連続の座長公演である。芝居・歌謡オンステージ共に三山ひろしは「前回よりもパワーアップした舞台を見てもらいたい」と、2部の歌謡ショーで観客に呼びかけた。
 パワーアップのひとつが芝居で見せた殺陣。1回目の座長公演が弥次喜多、2回目は捕物帳、そして今回の侠客モノと、いずれも時代劇である。ところが劇中の殺陣に割く時間は、三山が演技で見せる息切れするほどに、今作がはるかに多くなっている。

 しかもそれだけではなく「今までの太刀回りはソフトだったが、初めて人を斬るといったシリアスなシーンが加わりました」(三山)というから、変化は大きい。

三山ひろし 2.jpg
シリアスなシーンも

 ふたつ目は歌謡オンステージで見せた名曲劇場での衣装の七変化だった。
 「男はつらいよ」「高校三年生」で始まるそれは、トランクを持っフーテンの寅さんスタイルで啖呵売を見せたり、詰め襟の学生服で舟木一夫になったり、さらには真っ白なスーツに身を包み帽子を被るオシャレな沢田研二を真似て「勝手にしやがれ」を披露するなど、懐かしい歌を聴かせるだけでなく、観客を存分に魅せて楽しませていた。

 「終演後の握手会では、良かったよ、といった声をたくさん頂きました」と三山。

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芝居では得意のけん玉も披露する

 大先輩の北島三郎の背中を追いながら、過去2度の新歌舞伎座での座長公演を頑張ってきたという三山。「男が男に惚れる芝居、しかも威勢が良くて明るくて、さわやかな石松を演じてみたい」と、劇場に求められて初めて提案したのが今作なのである。
 初日終演後に三山は「北島さんとは一味違う、三山ならではの石松が出来上がった」と、話していた。

 このところ三山には男性ファンが多い。それだけに、今年8月に亡くなった師匠で作曲家の故中村典正も彼に「男が惚れる歌や芝居をやるべきだ」と常々話していたという。
 その師匠には「自分の持てるものを全部出し切って、皆さんに見てもらい、生きる力になるとか、元気になってもらおうと頑張りました。これからもさらに上を目指していきます、と報告したい」としながらも、「師匠は辛口な人でしたから、(今日の)出来栄えはまだまだやな、と言うと思いますが」とも。

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ラストは鳴子を打ち鳴らして華やかに「ひろしの故郷自慢ぜよ」

 歌謡ショーのクライマックスになるオリジナル曲のコーナーでは、今年7月にリリースした「望郷山河 感謝盤」から「望郷山河」カップリングの「杉の大杉」も披露。

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高知県のイメージキャラクター、くろしおくんが応援に駆け付けた

 期間中、ゲストにクロマチックハーモニカ奏者の岡直弥・南里沙が日替わりで出演している。童謡や三山の「四万十川」などを聴かせてくれる。
 また初日には、三山が観光特使を務める高知県のイメージキャラクター、くろしおくんも応援に駆けつけて「三山さんをよろしく。高知はカツオのタタキが美味しいので、ぜひ遊びに来てね」と、アピールしていた。


[三山ひろし オフィシャルサイト]
http://h-miyama.migan.co.jp
[三山ひろし 日本クラウン]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/miyama/whats.html
[三山ひろし 新歌舞伎座]
https://www.shinkabukiza.co.jp/perf_info/20190901.html








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