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天童よしみ・半崎美子 西宮ガーデンズで「大阪恋時雨」ジョイントキャンペーン [イベント]

◆6月に出した新曲「大阪恋時雨」が好調な天童よしみ(テイチクエンタテインメント)と、この楽曲を作詞・作曲したショッピングセンターの歌姫と呼ばれるシンガーソングライターの半崎美子(日本クラウン)のジョイントキャンペーンが2019年10月5日、兵庫県西宮市の西宮ガーデンズで行われた。2人は「大阪恋時雨」を一緒に歌って、半崎が「天童さんに歌ってもらえるといいなぁーと書いた作品」というと、天童は「大阪弁の歌詞のまま歌って、想いを表現できる」と、初めてのガーデンズでの歌唱を楽しんでいた。

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ファンに「大阪恋時雨」をアピールした天童よしみ(右)と半崎美子


 西宮ガーデンズはインディーズ時代に3度、日本クラウンからメジャーデビューしてからは2度目のキャンペーン歌唱となる半崎美子は、全国の行く先々でご当地ソングを作り歌っている。その数は30曲にもなる。「大阪恋時雨」も5年前に大阪でイベント出演した際に、前夜に作って歌ったもの。

 去年12月、その歌を耳にした落語家の笑福亭鶴瓶が、半崎を横に天童よしみの携帯に電話をして「ええ歌があるねん。泣けるんや。半崎さんもええけど、よしみちゃんに是非歌って欲しいんや。これで大阪を盛り上げようや」と、熱烈なオファー。

 演歌でヒットを飛ばす天童であるが、いろんなジャンルの歌を歌って欲しい。このところこうしたリクエストも増えている。
 今までから演歌のソウルバラードを歌ってきた彼女にとって「大阪恋時雨」は「演歌でもなかったけれど、歌詞は大阪弁でもあり、受け入れやすかった」と話す。まさに天童にとって天の配剤に他ならなかった。
 半崎は北海道・利尻出身であるが、天童は「こうした大阪を表現できるのはすごいと思う」と絶賛。

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天童に歌ってもらいたい-と半崎(左)は「大阪恋時雨」を書いた

 この日はまず天童が「大阪恋時雨」と、カップリングでやはり半崎が作詞・作曲した「時の葉」を歌った。今年1月、天童が大阪・新歌舞伎座に出演中に、それを観覧していた半崎が「客席で感じた天童のパワーやあふれる歌への想いを、そのままに書いた」のが、この作品なのである。
 天童も「新鮮で説得力があり、メロディーラインも歌いたかったそのもの」と満足しきり。

 半崎は卒業式を迎えられなかった高校生に向けて作ったオリジナル曲「サクラ 〜 卒業できなかった君へ」も歌った。「心の中に生き続ける人、咲き続ける人への想いを届けるために書いた」もので、聴くものの心に響く1曲として、多くの人たちに支持されており、この会場でも全員が聴き入っていた。

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2人で「大阪恋時雨」を歌う

 天童と半崎がジョイントするのは、ショッピングモールでは今年8月に次いで2度目。
 「いつかは天童さんに歌ってもらいたいたかった」という半崎だが、天童バージョンの「大阪恋時雨」をコンサートで実際に天童が歌うのを聴いて涙したというほど、天童に惚れ込んでいる。
 一方の天童は「1985(昭和60)年に『道頓堀人情』を出したけど、ここらでまた大阪をテーマにしたものを歌いたい、と思っていた」ところに出合った1曲で、感慨深げであった

 最後は2人で約600人の観客に向けて「大阪恋時雨」をフルコーラスで熱唱して、ファンは大喜びだった。


[天童よしみ オフィシャルサイト]
http://www.yoshimi-tendo.com/
[半崎美子 オフィシャルサイト]
https://hanzakiyoshiko.com/








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