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清水節子(日本コロムビア) 初の大阪キャンペーン 新曲「宿命 〜 さだめ 〜 」をアピール 観客を魅了 [キャンペーン]

清水節子 6.jpg◆太い声で女歌と男歌を歌い分けるカーリーヘアの歌手、清水節子が2019年11月10日、大阪市内などのカラオケ喫茶店3店舗で新曲「宿命 〜 さだめ 〜 」の歌唱キャンペーンを行った。行動派の歌い手であるが、何故か大阪でのキャンペーンは初めて。それでも歌好きの人たちの間では、その存在も歌もよく知られていた。行く先々での大歓迎に清水は「大阪の人たちはとてもノリが良かったです」と話していた。


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 前日の広島県東広島市でのキャンペーンを終えて大阪入りした清水節子。身長159センチ、スリムながらもバスト90、ウエスト63、ヒップ88という均整の取れたスタイルで、10日午後、大阪府吹田市のひまわりのステージに上がった。

 19年7月に9枚目のシングル「宿命 〜 さだめ 〜 」を出したばかりである。太い声で情感たっぷりに表現する清水の歌は、多くのファンに知られていた。
 新曲の「宿命 〜 さだめ 〜 」は、女性の切ない胸の内を描いた歌謡ブルース。カップリングには男歌の「男に生まれたら」と、韓国のトロットのようなリズム感あふれる女歌「素敵なスキャンダル」の2曲を収録している。

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観客と触れ合う清水節子

 この日のキャンペーンでは吉幾三作詞・作曲の「女の酒って...なんだろうネ」やはり吉の作曲による前作の「人生ブルース」日本クラウンからメジャーデビューした際のメジャー第1弾「天使のジェラシー」といったオリジナル曲を歌った。そして新曲「宿命 〜 さだめ 〜 」をアピール。
 清水は今までに3枚のアルバムを出している。その中から「釜ヶ崎人情」「落日」「二度と恋など」の男歌のカバーも披露した。

 このカバーアルバムの中には「釜ヶ崎人情」と同様に、ドヤ街を歌った「山谷ブルース」も収録されている。これを日本クラウンから出したのは2009年であるが、レコーディングに際して、彼女は薄汚い服装でドヤ街に座り込み、そこにいる男性や女性からそれぞれの人生を直接聞いている。
 「今まで半ば軽蔑していた人たちでしたが、同じ目線で話を聞くことで、見方は大きく変わりました」
 「釜ヶ崎人情」を書いた作詞家もず唱平も同様の取材をしているが、そうした身を持っての体験が、清水の歌に説得力を持たせている。

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情感たっぷりに歌う

 清水が日本クラウンからメジャーデビューしたのは2008年。それ以前にマーキュリーレコードからシングルを1枚出しているが、08年にリリースした「天使のジェラシー」(日本クラウン)からが本格的な歌手デビューである。
 行動派の彼女は深夜テレビ番組「11PM」でマスコットガールを務めたり、スナック経営、NTTのダイヤルQ2を利用した新規サービスや映画出演など多方面で、その才能を発揮してきた。

 映画は、半年以上のロングランヒットを記録して文化庁記録映画部門優秀賞など11の賞を受賞したドキュメンタリー「ヨコハマメリー」(監督・中村高寛、2005年)をはじめ、2本の作品に出演している。

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カラオケ喫茶店ひまわりの店頭で

 清水のシンボルとも言えるカーリーヘアを8年前から始めるなど、とにかく目立つ存在である。しかし初対面の人物には極めてシャイな一面を見せる。記者が「はじめまして」と挨拶した際にも、俯いたままで顔を上げることはなかった。
 特徴ある声も「昔からコンプレックスがあって、学校では通信簿は音楽が1番ダメでした」という彼女。ところがこれが、聴く人の心を響かせている。
 最後に清水は「歌は語りです。でも難しいです」と、しんみりと語ってくれた。


[清水節子 オフィシャルサイト]
http://清水節子.jp/
[清水節子 日本コロムビア]
https://columbia.jp/artist-info/shimizusetsuko/








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