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五島つばき(日本クラウン) 歌手と保護司の二足のわらじ 新曲「偲び酒」のカップリング「金原明善」では保護司の愛を歌う [インタビュー]

五島つばき 2.jpg◆日本クラウンの歌手、五島つばきが2019年9月に出した「偲び酒」のカップリング曲が「金原明善(きんばら めいぜん)」。一風変わったタイトルだが、更生保護の父とも呼ばれた金原明善、その人を歌ったものである。講談師の一龍齋貞花が詞を書き、聖川湧が曲をつけた。五島も2年半前に保護司を拝命し、更生保護への正しい理解を呼びかける啓発活動「社会を明るくする運動」をライフワークとする。五島はこれを歌うことで「保護司の活動の大切さをより多くの人に知ってもらいたい」と話している。


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 9月4日に発売後、五島は東京を皮切りに静岡、名古屋、三重、富山、大阪、広島、岡山と全国を転々と、新曲「偲び酒」のキャンペーンで駆け回っている。そこで見逃せないのが、カップリング曲の「金原明善」をアピールすることである。
 広島では保護司の集まりに参加。地元テレビのニュースで、彼女の保護司としての活動も紹介されている。
 「この会場では保護司の活動を歌ったデビュー曲『ひまわりの譜(うた)』で迎えられました」と五島。
 また広島市内の幼稚園では、園児がこの「ひまわりの譜」を歌っている、と聞かされて感激したという。

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 金原明善が生まれたのは1832(天保3)年と言うから江戸時代後期である。天竜川の治水事業を手掛けるなど91歳で亡くなるまで、実業家として活躍する一方で、日本で最初に出所者の保護事業にを行っている。私財を投げ打って更生施設を作るなど、更生保護のの父とも呼ばれている。

 この作品が作られるきっかけは、3年ほど前に一龍齋貞花と聖川湧の間で「ぜひ歌にしたい」といった話が交わされたことによる。五島の師匠であり、同じ保護司でもある聖川は、この話に大いに喜んだという。出来上がった歌には一龍齋貞花による台詞も入れた。

 保護司とは、犯罪をした人の改善・更生を助け、犯罪の予防のため世論の啓発活動をする。歌手でありながら、この活度を続ける五島は「まずは新曲『偲び酒』をはじめ、演歌で知名度を上げ、ファンに訴えて行かなければ」と、話している。





[五島つばき オフィシャルサイト]
https://ameblo.jp/tsubakigotou1010/
[五島つばき 日本クラウン]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/goto/whats.html







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