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島津悦子(キングレコード) 10月リリースの「瀬戸内ぐらし」 評判上々の叙情演歌 C/Wはツイストのリズムで踊れると人気 [インタビュー]

島津悦子 2.jpg◆キングレコードの歌手、島津悦子新曲「瀬戸内ぐらし」は、前作の「長崎しぐれ」のように昭和の良き歌を再現している。倉敷・尾道・笠戸島と、瀬戸内の情景を舞台に、男性に寄り添って生きていく女性の心を描いた王道のメジャー演歌で、前作同様に作詞はかず翼、作曲徳久広司、編曲南郷達也による作品。カップリングには、彼女の代表作の一つ「焼酎天国」のように、歌うものも聴くものも楽しんで踊り出せる「酒は天下の廻りもの」。遊び心をくすぐっている。



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 デビュー32年目で55枚目のシングル。癒し系演歌とも言われる前作「長崎しぐれ」の続編のように「瀬戸内ぐらし」は作られた。ただし今作は叙情色も強めている。
 「長崎ー」は約1年歌ってきた。1年に5枚のシングルを出したこともある島津だけに1年は長く映る。そのため「たくさんの人に歌ってもらい、浸透したようです」(島津)という。今作はさらに「今まで以上に心に長く残る作品にしたい」と期待を寄せる。

 「キャリアが30年を超えたあたりから、地に足を付けて歌えるようになってきました」
島津は冷静に自分を分析する。
 「作品ごとに主人公のイメージを作ることが容易になってきた」
というのである。
 「瀬戸内ぐらし」ではリズムに乗ってシンプルに歌い「決して感情移入し過ぎず、うまく歌おうとしない」ことに心がける。

島津悦子.jpg

 ♪ あなたについて行きたいの 〜 と歌う彼女は「可愛い女性になったような気がする」というが、決してそれだけでなく声を落として大人の女性を演じる。

 このところ観光客が増えるなど瀬戸内は今、若者から注目されているという。瀬戸内を歌うのは、2008年の「瀬戸内から・・・」以来だという。ファンからは「広島へも来て下さい、と声をかてもらっています」
 今作の評判も上々で、各地の歌謡教室でも課題曲として取り上げられているほどだ。

島津悦子 3.jpg

 カップリングの「天下の廻りもの」では遊んじゃえー。と、ツイストのリズムに乗って踊る。それもそのはず、「焼酎天国」の流れを汲んで、<健康ソング>のように作られた。
 担当ディレクターの中田信也氏たちの狙いは的中。これを聴いたツイスト世代の人たちは大喜び。中田は「遊び心で歌って下さい」と、呼びかけていた。
 島津も「ライブなどで盛り上がり過ぎると、歌詞が分からなくなっちゃうんです」と笑う。作曲した徳久広司も「こうした楽しい歌も島津の財産になる」と後押しする。





[島津悦子 オフィシャルサイト]
http://www.shimazu-etsuko.net/
[島津悦子 キングレコード]
https://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=10397








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