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水城なつみ(キングレコード) 「津軽の風笛」 叶わぬ初恋を歌う カップリング曲「納豆音頭」でごぼう先生とコラボでイス体操も [インタビュー]

◆デビュー7年目に入ったキングレコードの歌手、水城なつみがこのほど、4日間の大阪キャンペーンを終えて東京へ帰る直前に、JR新大阪駅構内の喫茶店でインタビューした。2019年8月に出した「津軽の風笛」は、青森県津軽のねぶた祭りで芽生えた初々しい初恋を、25歳になった彼女が歌っている。記者が初めて水城に会ったのは、彼女がまだ18歳の時であった。それから7年、歌声からは着実な成長が感じ取れた。

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水城なつみ


 デビューしてからの6年間で、まだ訪ねていない都道府県は青森県だけだという。青森と言えば、今作の舞台なのであるが、まったく繋がりがないのだそうだ。尊敬する先輩歌手で青森県人でもある吉幾三の大ファンで、津軽の歌はこれが2作目だというのに、である。
 新曲「津軽の風笛」は、叶わない初恋の切ない歌であるが、らっせら〜 と響くねぶた祭りのかけ声が、何故かほんのりと温かく元気にしてくれる。

 このところ寂しいイメージの北国の歌が続く水城なつみだが「伸び伸びと大きく歌っており、気持ちのいい1曲です」と、カラオケ好きの人にも「笑顔で歌ってもらえるといいですね」と話す。

水城なつみ・津軽の風笛.jpg 今回、カップリングには、「しわしわブギウギ」「納豆音頭」の2曲を収録している。今までアルバムに収録していた「納豆音頭」を初めてシングルに入れた。

 納豆と言えば茨城県。県庁所在地の水戸市内の小学校と、水城が卒業した小学校では、この歌が流れているというから、さすが<納豆県>である。

 しかも今回初めて、介護施設の 経営者で介護予防の伝承者とも高齢者のアイドルとも呼ばれるごぼう先生と一緒に、この「納豆音頭」に合わせて椅子に座って出来る高齢者向け体操を、DVD「ごぼう先生といっしょ!民謡・童謡・演歌 口ずさんでイス体操」(別売)で、水城も披露している

 「実家でおばあちゃんやお父さんお母さんたちと一緒に、この体操をしたんですよ。いい運動になった、と喜んでくれました」

水城なつみ 2.jpg

 デビューして7年目。
 水城は「もうアラサーになってしまいました」と苦笑いする。
 「毎日が勉強と思って、周りからあらゆるものを吸収しています。行く先々で素敵な人たちと出会えて、世界が広がりました。いつか恩返しが出来るように頑張りたい」
 故郷や親戚も全国にたくさんできた。
 そうした所を訪ねると「お帰り、と言ってもらえるようにもなりました」とも。
 歌手としての成長を感じる人も少なくはない。

 来る2020年はどんな年にしたい?
 「デビュー10年目に向けて土台を固める1年ですね。焦らず慌てず諦めずに、今できる事をひとつずつやっていきたい。たとえば歌を聴いて頂く人との心の架け橋のように繋がっていけるといいなぁ〜」

 今年は台湾で行われたカラオケ大会のゲストとして招かれた。
 「テレサ・テンさんの『時の流れに身をまかせて』を中国語で歌いました。皆さん、大喜びで大歓迎して頂きました」
 国内に留まらずに活動の地域を広げていく。


[水城なつみ オフィシャルサイト]
http://www.mizuki-natumi.com/
[水城なつみ キングレコード]
https://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=44259








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