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寺本圭佑(ユニバーサルミュージック) 大阪でデビュー10周年記念ライブ 全21曲を披露  小田純平の歌に託して「これからもずっと歌い続ける」 [ライブ]

◆ユニバーサルミュージックの歌手、寺本圭佑が2019年12月23日、大阪・中崎のライブハウス、キャンディライオンでデビュー10周年を記念したライブを開いた。全国19会場を巡回したライブツアーの一環。大半が女性という200人近いファンで会場は満員。寺本は最新曲で人気好調な「ひとりにしない」など全21曲を歌い、師匠の小田純平の歌に託して「他人を羨まず、これからもずっと歌っていきたい」と、ファンにメッセージを送っていた。

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ライブの成功を祝して赤ワインでファンと乾杯をする寺本圭佑

 ツアーファイナルとなった翌24日の東京会場の前日に行われた。この大阪でのライブで寺本圭佑は、オープニング2曲目から「恋一葉」「夕顔 〜 ふるえる花 〜 」「月灯りのルンバ」と、いずれも彼の代表曲とされる3曲を立て続けに歌った。
 いよいよファンが待ち構えていた新曲「ひとりにしない」(2019年7月)を披露すると、客席からは大きな拍手が。

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 それもそのはずで、有線リクエストランキングで1位、オリコンチャートでは2位といった自身初の快挙を成し遂げた、人気の楽曲であるからである。来春にはこれのアコースティックバージョンも発売されるといい、寺本の人気をさらに後押しする。

 ♪ 少し痩せたね 無理してないか 〜 で始まるこの楽曲、どこか石原裕次郎のようなムード歌謡曲をも彷彿させるから、女性ファンを虜にするのもうなずける。
 これも師匠であるシンガーソングライターで作曲家小田純平の手による。
 寺本はデビューの2年前に小田と出会っている。この時の「縁」が、今の寺本と作っているのは間違いない。

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 ライブでは、大好きな「イヨマンテの夜」をオープニング1曲目で歌った寺本は、2010年に東大寺四郎の名前でデビューしたのが、演歌・歌謡界の第1歩であった。この日のライブでも歌った小田作曲によるシングル「心の花束」を、2012年にリリースしたのを境に、今の芸名に改名している。

 師である小田の「それなりのマイウェイ」は寺本もカバーをするが、ライブではこれを聴かせるとともに「この歌の歌詞を心の糧に、歌うことを続けていきたい」と、歌手としての次の節目に向けた意欲を見せていた。
 去年、寺本は全国47都道府県を回って、1174会場でライブを行なっている。その精力ぶりは目を見張るものがあるが、今回のツアーはそれが下地になっていることに違いない。

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 ラストは寺本自身がファンへの感謝の気持ちを込めて作詞をして、小田が作曲した「ありったけの愛をこめて」を歌った。
 デビュー当時からライブにおける彼は冗舌である。止まるところを知らないほど長いMCも有名である。ところがこの大阪ライブでは、寺本が「いつもと違った雰囲気」とオープニングで言ったように、ゲスト出演した小田純平とともにMCは控えめ。予定通りの公演時間で終え、これもファンサービスか。

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新曲「半歌 ~愛しき人~」を歌う、応援に駆け付けた小田純平


[寺本圭佑 オフィシャルサイト]
http://keisuke-teramoto.com/index.html
[寺本圭佑 ユニバーサルミュージック]
https://www.universal-music.co.jp/teramoto-keisuke/








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