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歌手・中西りえの故郷・伊勢を訪ねて  初の伊勢参り、伊勢神宮で手を合わせる   [イベント]

◆一生に一度は伊勢参りをーということで、2020年7月31日、初めて伊勢神宮を訪ねた。大阪・鶴橋から近鉄特急で約1時間40分。お伊勢詣りの第1歩、外宮に近い宇治山田駅に到着した。江戸時代ならば歩いて5日間かかったという所である。旅の相棒は東大阪市のCDショップ、ミヤコ瓢箪山店の岩城秀治会長であった。先日、京都・きぬかけの路を一緒に歩いた「歌を歩く」のメンバーである。この伊勢市は日本クラウンの歌手、中西りえさんの地元でもある。

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内宮(左)と外宮の御正宮


 江戸時代にはおかげ参りとも言われ、1年間で360万人もの人々が集団で詣ったといい、四国・徳島からは犬だけで往復したといった話もあるほど、大変な人気ぶりだった。
 その話を下敷きにしたのであろうか小説家の西村京太郎は、舞台を現代に置き換えて「伊勢路(ルート)殺人事件 十津川警部シリーズ」(徳間文庫)で、ゴールデンレトリーパーを歩かせている。

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近鉄・宇治山田駅(上)をスタートして、まずは外宮へ

 宇治山田駅からしばらく歩くと外宮がある。豊受大御神が祀られている。大きな木立に覆われた神苑は不思議と心地よい風が吹いているが、そこを一歩出ると暑い、とにかく暑い。
 外宮前からバスで内宮へ移動する。わず4キロ足らずの距離であるが、440円の運賃は高い。
 案内にある通り「外宮内宮、そして御正宮→別宮の順に参拝するのが古くからのならわし」に従って歩く。

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広大な内宮はたくさんの参拝客で賑わっていた

 内宮は天照大御神が祀られている。外宮より観光客が多い。
 宇治橋を渡って、何千年も時を経てきたように思える巨木の林が一瞬途切れた隙間から現れた五十鈴川で手を浄める。それを済ませて社で手を合わせる。
 驚いたのが小さな子どもを連れた夫婦をはじめ圧倒的に若い人たちの姿が多い。

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抱えきれない巨木があちらこちらに見られた

 内宮の参道にあるのが、おかげ横丁。お詣り前に伊勢名物の伊勢うどんとまぐろの手ごね寿司で腹ごしらえをし、参詣後に今度は赤福本店で赤福餅とほうじ茶で一服。

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中西りえ・伊勢の歌姫.jpg この太くて柔らかな麺で知られる伊勢うどんを教えてくれたのが日本クラウンの歌手、中西りえさんである。伊勢市出身で、2012年に歌手デビューしている。最新曲は2019年12月発売の「ひとり珠洲岬」。
 「伊勢の歌姫」と呼ばれ、毎年10月に開かれている地域最大級の伊勢まつりでは、毎回、ゲスト出演して歌うほどであるが、今年はコロナ禍で中止だとか。







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