SSブログ

青木美香子、道頓堀を元気に! 8月末まで道頓堀ZAZAで歌謡ショー開催中 [ライブ]

◆大阪・ミナミの道頓堀は今、新型コロナウイルスの影響を受けて、火が消えたように静まり返っている。そんな街を少しでも明るくしたいーと、チンドン事業を展開する東西屋(大阪市中央区)の林幸治郎社長は、2020年7月末から8月末まで、くいだおれ人形で知られたくきだおれビルにある小ホール、道頓堀ZAZAで、音楽ショー「懐かしのレトロ音楽サロン」を開いている。8月3日には共演者の歌手、青木美香子が道頓堀をはじめ大阪を舞台にした楽曲を歌う歌謡ショー「麗しき歌のメリーゴーランド」を開き、オリジナル曲をはじめ「好きやねん大阪」「浪花小唄」などをカバーして、道頓堀を元気づけた。

青木美香子4.jpg
大好きな道頓堀の街が元気になってもらいたい-と歌う青木美香子


 道頓堀がインバウンド特需に酔いしれたのも束の間。街は閑古鳥が鳴き、多くの店は臨時休業の貼り紙をして、シャッターを下ろしている。外国人観光客があふれていた去年までの賑わいが嘘のようである。
 林幸治郎社長はチンドン屋をエンタテインメントの域まで高めた第一人者で、自ら楽器を駆使して様々なイベントを企画している。懐かしのレトロ音楽サロンでは、明治から昭和までの歌とトークで音楽の街と言われた道頓堀の魅力を伝えている。

林幸治郎・太鼓で伴奏をする.jpg
林幸治郎社長も太鼓で伴奏


 それに共演する青木美香子は、1回30分というミニステージの単独歌謡ショー「麗しき歌のメリーゴーランド」を1日3公演、7月30日から8月20日まで計15公演を開いている。
 この日は、今年、新型コロナウイルスの影響で中止になったという、青木の地元・大阪市港区内で毎年開かれていた盆踊りでは、櫓の上で歌っていた「好きやねん大阪」(浪花こゆき)を歌って、「子どもの頃から憧れていた道頓堀が元気になりますように」と願いを込めた。

 ショーでは、青木の歌に林がトランペットや太鼓で伴奏する。戦前の道頓堀はジャズの街でもあった、と林が解説すると青木はディック・ミネの昭和レトロな「君微笑めば」を聴かせたほか、青木が歌う「買物ブギー」のイントロで、かつての道頓堀の寄席などでも聴かれたアホダラ経を林が歌う一幕も。

青木美香子2.jpg
青木美香子3.jpg
道頓堀が登場する歌のカバーも

 また藤島桓夫の「月の法善寺横丁」や、くいだおれの創業者、山田六郎氏が作った社歌「くいだおれの歌」オリジナル曲「心のふるさと〜南大江」なども披露。エンディングは「浪花小唄」で締めた。

 青木美香子の麗しき歌のメリーゴーランドはこの後、8月7日、13日、20日に開かれる。いずれも午前11時と午後1時、同3時の3回公演。
入場料は一般が1000円、小学生500円。未就学児は無料。

青木美香子・ZAZA前でショーのPR.jpg
くいだおれビル前でショーの街頭宣伝


[青木美香子 オフィシャルサイト]
http://aokimikako.com/










nice!(4) 
共通テーマ:音楽

nice! 4