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みやま健二デビュー20周年記念新曲発表・ディナーショー 勇壮な祭り歌に合わせて ジャンプを決意表明 [イベント]

◆テイチクエンタテインメントの歌手、みやま健二が2020年8月23日、大阪市都島区の太閤園でデビュー20周年記念新曲発表・ディナーショーを開いた。8月19日に出したばかりのテイチク移籍第1弾「太鼓男祭り」を披露すると共に、冒頭では「ようやく歌手道で成人式を迎えることができました。これからも歌手道の階段を上がって行けるように、ますます頑張ります」と、力強く意気込みを語った。

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作詞家の西つよしも応援に駆け付けたみやま健二デビュー20周年記念新曲発表・ディナーショー

 新曲「太鼓男祭り」は、四国三大祭りのひとつで愛媛・新居浜市を豪華絢爛な太鼓祭りをモチーフに歌う。山車が街を練り歩き、それが一堂に介するかきくらべでは、かき手の勇壮さと男らしさを競う。前作に続いて祭り歌を歌うみやま健二は、すっかり<祭り男>の冠を手にしたかのようで、この日はオープニングとエンディングでそれをたっぷりと聴かせた。

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デビュー20周年の決意を込めて歌うみやま健二

 ショーの開幕を飾ったのは、7月にみやま自身が新居浜市を訪ねて撮影したプロモーションビデオ(PV)であった。壮大な祭りの映像が流れると、会場の観客はそれに釘付け。

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西のギターでカップリングの「あゝおふくろよ」を歌う

 「太鼓男祭り」はカップリングれの「あゝおふくろよ」共に、作詞が鈴木紀代、作曲は前作に続いて西つよし。ステージでは西がギターで伴奏して、みやまがカップリング曲を歌ったが「突然に亡くなっている母の姿が現れて、その瞬間、歌詞が詰まってしまいました」と、予想外の出来事に涙をにじませる場面もあった。

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20年の歩みを歌で綴った

 みやまは、歌手デビュー曲「俺のみち」ライフワーク作品として歌い続ける「泪橋」デビュー3作目の「俺のいい女」と、初期の男くさい作品に続いて、メジャーデビューを果たした「浜撫子」前作の「能登の灯祭り」とオリジナル曲の数々を歌って、20年を振り返ってみせた。
 これらの作品に次ぐ「太鼓男祭り」は、みやまにとっては最大の転機になる作品。前作までの気負いも抜けて、逆にこれまでの作品以上に男の力強さと優しさを感じさせるほど。

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清水節子(左)と水沢明美

 そんな歌唱が功を奏したのか、聴く人たちの多くに充実感を与えていた。ゲストとして出演した歌手仲間の光岡洋が「ホップ、ステップの前作に次いでジャンプする作品です」と例えたように、みやま自身がいう「歌手道」を大きく飛躍させる転機となる作品のようでもある。

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光岡洋(左)と入山アキ子

 この日は20周年を祝う多彩なゲストも出演した。
 横浜から駆け付けた清水節子は8月26日に発売する新曲「ごめんね大丈夫」を披露してアピール。水沢明美は自粛の真っ只中の4月8日に出した「住之江の恋」を、入山アキ子は9月9日リリースする「月に笑う蝶」を初めてステージで歌った。

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花黎奈(左)と三浦潤

 光岡は「よかにせ節」などで会場を盛り上げた。三重県名張市出身の花黎奈は地元の赤目四十八滝を舞台にした「赤目慕情」を、みやまと同じ事務所の三浦潤「函館から東京へ...」を聴かせ、ディナーショーに花を添えた。

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みやま(左)と渡辺要

 またみやまが兄貴と慕う渡辺要は、みやまと2人で代表曲の「大間崎漁歌」を歌った。

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「太鼓男祭り」でジャンプしますと決意を示した

 最後にみやまは「きょうのショーをきっかけに心機一転、新たなスタートを切ります。新型コロナウイルスの感染拡大など、今の世情は歌手にとって逆風ですが、ピンチこそ最大のチャンスに替えていきます」と、ジャンプへの決意を語った。


[みやま健二 テイチクエンタテインメント]
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/miyama/








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