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こおり健太、9月30日に「冬椿」リリース 購入者特典に<生電話でおしゃべり>も [インタビュー]

◆電話で直接、僕とお話をしませんかー!コンサートもライブも店頭キャンペーンもない、ファンにとっては寂しい今年の夏、徳間ジャパンコミュニケーションズの歌手、こおり健太が2020年7月に発売したミニアルバム「ベストセレクション おんな・泣き節・涙唄」の発売を記念して行った購入者特典であった。これの好評を受けて、9月30日リリースのシングル「冬椿」でも第2弾を計画している。

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繊細な女心を歌うこおり健太


 「こおり健太 生電話deおしゃべり会」がそれ。オンラインショップサイトのクラウン徳間ミュージックショップで、こおりのニューアルバムを購入した人で希望者に、こおりが直接電話をかけるというもの。
 新型コロナウイルスの感染が広がるのに伴い、活動ができなくなった歌手の多くが、オンラインコンサート・ライブ、動画配信やインターネットサイン会など、デジタル機器を駆使した活動を行なっている。そうした中でこおりは敢えて、生電話で直に話すといったアナログな方法で、ファンとコミュニケーションを取ることを選んだ。

 「動画配信などデジタルなサービスは、僕のファンの誰もが利用できるわけでもないので、直接電話をかけて話をする方法を取らせてもらいました」と、こおり。

こおり健太・冬椿.jpg 購入1枚で2分間話ができ、枚数は1人3枚までと制限を設けた。電話で話したのは約100人。いずれも彼の大ファンであるが、その日をうきうきして待ち構える一方で、数日前から何を話せばいいのかと、そわそわと緊張する人も多かった。
 電話では私生活に関した質問が多かったが、「犬とはどんな話し方をしているの」といった、こおりがペットで飼う犬に関した質問もあったという。

 この特典の対象となったミニアルバムには、シングルとしても売れると太鼓判が押されている新曲の「しのぶ橋」をはじめオリジナル曲3曲と、「他人船」などカバー曲3曲の計6曲を収録している。
 購入者特典や1枚2100円という「買いやすい価格設定」もあって、発売元の徳間ジャパンコミュニケーションズも「販売枚数も伸びています」と、好評である。

 これを受けて9月23日に発売される「冬椿」でも、生電話deおしゃべり会を予定している。これはカップリングの「初恋夜曲」と共に、作詞が坂口照幸、作曲が田尾まさみ、編曲が南郷達也によるもので、女性を椿に重ねてながら、女の優しさを4分55秒の長さでたっぷり聴かせる女歌である。
 カップリングは坂口が長年温めていた作品で、昭和初期の時代を感じさせる5行詞は、懐かしさあふれる楽曲である。

 生歌を聴いてもらえない状態は当分続きそうであるが、7月には札幌で収容人員500人規模のホテルの会場に、沖縄をはじめ全国から200人を集めてのファンクラブイベントも開いている。観客にはマスクとフェイスシールドの着用を求める、といった物々しさであったが「当日から2週間は観客に何も起こらないかヒヤヒヤでした」(こおり)という緊張した催しであった。

 11月28日には再び札幌で、新曲「冬椿」を披露するコンサートを開催することになっている。東京・宮城でも予定している。





[こおり健太 オフィシャルサイト]
http://k-kenta.sakura.ne.jp/wp/
[こおり健太 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
https://www.tkma.co.jp/enka_top/koori.html








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