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塩乃華織(クラウン) ふるさとテーマにワンマンライブ 全13曲歌う [ライブ]

◆日本クラウンの歌手、塩乃華織が2020年10月12日、大阪・堂山のライブハウス、umedaTRADで第24回目のワンマンライブを開いた。毎回、テーマを設けてカバー曲などを披露しているが、今回のテーマは「ふるさとを想う」。大阪で生まれ育って、ふるさとは大阪という彼女であるが、三橋美智也の「夕焼けとんび」などを歌った。

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定期ライブでファンに歌を届ける


 ライブは2ヶ月に1度、毎回テーマを変えて、umedaTRADの協力で開いている。今回のテーマである「ふるさとを想う」は、自分の田舎がない塩乃が子供の頃に「田舎が欲しい。買うて〜」と、親にねだったという経験から想い起こした。
 もちろん田舎は買ってもらう事はできなかったが、ある時、いとこが住む島根県の田舎へ行ったことがある。その夜「布団に入ると虫がいて、一晩中寝られなかったことがあった」(塩乃)ことから、2度と「買うて」とぐずることはなかったという。

 そんな体験を元に、多くの人が故郷の情景を思い起こす「夕焼けとんび」「ふるさとのはなしをしよう」(北原謙二)や「竹田の子守歌」(赤い鳥)「童神」(夏川りみ)の子守歌2曲も歌って、観客の郷愁を誘っていた。

 塩乃の故郷と言えば大阪なのである。その大阪を歌った楽曲の中から「大阪のおんな」(石川さゆり)「泣かへんわ」(天童よしみ)も聴かせた。

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次回のライブは12月8日に開催する

 彼女の最新曲「七尾線」は去年11月に発売している。まもなく1年がやって来るが、この間、満足な活動も出来ていない。今年に入ってからの新型コロナウイルスの影響である。このライブも本来は9月開催予定だったが、1ヶ月延期しての実施となった。
 「1日に5時間もカラオケボックスにこもっている」など、今は大好きな歌を、思う存分に歌える日を待ち続けている彼女である。

 ラストソングは、この「七尾線」を選んだ。アンコールには「誘惑されて棄てられて」(2011年)で応えた塩乃は「見えない敵と戦う中で、年末恒例のディナーショーは中止します。代わって12月8日に、今年最後のワンマンライブを行います」と、来場を呼びかけていた。


[塩乃華織 オフィシャルサイト]
https://ameblo.jp/shionokaori/
[塩乃華織 日本クラウン]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/shiono/whats.html








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