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秋岡秀治(日本クラウン) 「命 道づれ」 燃え上がる恋の情熱を歌う秋岡演歌 [インタビュー]

◆新曲CDの真っ赤なジャケットが、日本クラウンの歌手、秋岡秀治の強い意気込みを表している。2020年12月2日に出した「命 道づれ」(作詞・麻こよみ、作曲・岡千秋)は、燃え上がるような恋の情熱を表して深紅。衣装も20年来の付き合いという和服卸会社を通じて同じ色の着物を取り寄せた。新型コロナ騒動の中、新曲キャンペーンも思うに任せないが、心のうちはジャケット・衣装と同じ、真っ赤に燃える。

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秋岡秀治


 秋岡はメイン曲、カップリング曲合わせて100曲近くを出しているという。その中でタイトルに「命」の文字が付くのは、この「命 道づれ」が初めてだという。
 この「命」という文字から真っ先にひらめいたのが、真赤な躍動感であったという。それを秋岡らしい力強い節回しの恋歌の中に詰め込んだ。

秋岡秀治・命道づれ.jpg それであるからこそ「命 道づれ」は、前作同様にファンの多くをうなづかせる。そのイメージをCDジャケットと衣装の着物の色に表したのである。深紅の色は燃える恋の熱い想いでなのであるが、現代の世相を表すものでもあるようだ。
 「今までは気づかなかったけれど、ふと周りを見ると、身近なところに大切な人がいたりします。震災や風水害、そして今の新型コロナなどには婚姻届けが増えているといいます。人は非常時には人との絆を求めるようになります」

 カップリング曲「雪寺」(作詞・原文彦、作曲・岡千秋)は、メイン曲の「命 道づれ」とは180度違う、男の気持ちに気づく女性の内面を描いた作品。秋岡自身に歌の幅を持たせて、ファン層を広げることに繋がっている。

 前作の「男の名刺」は去年12月に出した。今年になって、1、2月にキャンペーンをやったが、3月に新型コロナウイルスの影響で中断してしまった。2月には<男の名刺>と曲名の入った名刺も出来上がってきた。スタンプカードになったこの名刺に、CD購入やキャンペーン・イベントへの来場のたびに、スタンプを1個押し、10個貯めた人には歌唱レッスンCDをプレゼントする企画もスタートしていた。
 ところがこれも中断している。

 「このままでは一連の騒動はいつ収まるか分からない。それならば、と新曲『命 道づれ』を出す決断をしました」と秋岡。

 12月2日に発売したが、地元大阪では恒例の店頭イベントも中止であった。しかしテレビ・ラジオの番組出演は行い、新曲をアピールできて。
 九州は今年3月以降、4度も出向いている。東京から福岡まで自分で車を運転して、約17時間をかけての移動であった。その甲斐あって、新曲は「思ってた以上に良い楽曲で、感動しました。歌いたい」などと、好反響を得ている。

 今は秋岡のみならず、多くの歌手にとって逆風が吹く社会情勢であるが、彼は「生で歌い、声を聴いてもらい、姿を見てもらうと、直に感動を味わってもらえるはず」と、その思いはジャケット写真と同じく赤く燃やす。





[秋岡秀治 オフィシャルサイト]
https://akioka.exblog.jp/
[秋岡秀治 日本クラウン]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/akioka/whats.html








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