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浅田あつこ、「米原の雪」  熱い想いの女性を歌う  予定していた40代最後のバースデーライブは延期 [インタビュー]

◆徳間ジャパンコミュニケーションズの歌手、浅田あつこの今作の「米原の雪」は、前々作「いさりび鉄道」から続いて鉄道演歌である。哀しさあふれる物語でも心躍るものであっても、昔から鉄道が登場する楽曲は多くの人を惹きつける力を持っている。「米原の雪」もまた、そうである。冷たい雪の簾をかき分けてでも、逢いに行くという熱い想いの女性を歌っている。恒例の年末のディナーショーは中止にしたが、2021年1月23日には、40代最後のバースデーライブを大阪市北区のホテルモントレで開き、もちろん「米原の雪」も披露する。【注:バースデーライブは開催延期になっています】

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浅田あつこ


 滋賀県米原市。石川県金沢市までを結ぶJR北陸本線の起点である。雪の多いことでも知られている。今までに演歌・歌謡曲の舞台になったことは、恐らくなかったであろう。浅田本人も「エッ〜 !」と驚いたほどである。しかも歌詞には、これもまたおよそ歌の舞台とは無縁と思われる愛知県三河安城市の名前も出てくる。極めてローカル色いっぱいなのである。

浅田あつこ・米原の雪.jpg 「今までになかったのは確かですが、でも逆にいいかなぁ、と思えてきたんです。それに早く逢いたいという、急かれる気持ちがよく現れた、いい作品なので、来年もしばらく歌い続けます」

 「米原の雪」は20年4月に発売された。「3月以降の仕事はほとんどなかった」という状態なので、これのキャンペーンも満足にできていない。イベントも延期か中止が相次いだ。
 そんな中で始めたのが、1回10人限定で、食事をしながらカラオケを楽しむ「あんちDEデート」であった。月2回程度続けている。貴重な新曲「米原の雪」をアピールする場となっている。


■SNSで配信する浅田食堂

 コロナで仕事が減る中、新たに始めたものの中に、インターネットを利用した配信がある。コンテンツは手作り料理の数々を紹介するもの。YouTubeで動画配信するのが、家にある食材を使ってパパッと出来る簡単なメニューの「浅田食堂」。今までに23品をアップしているという。
 一方、Instagramで写真中心にをアップしているのが、晩ごはんメニューである。

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手料理をネット配信する「浅田食堂」も好評

 「料理は大好き」という彼女、とにかく炭水化物が好きというご飯党である。中でも朝食の卵かけご飯には目がない。
 よく立ち寄る道の駅では、食材を買うことが多い。先日は卵を買ってきて、早速、卵かけご飯を味わったという。

■1月からラジオ新番組

 浅田あつこがパーソナリティを務めるラジオの新番組「金曜19時の生歌(なまうた)」が、ラジオ大阪で2020年1月8日からスタートする。
 毎週金曜日午後7時から1時間の生番組で、毎回、ゲスト歌手を招いて生歌を聴かせる。

 彼女は歌手デビューする前からラジオ番組に出演していた。3年続けた、同じラジオ大阪での10分番組が最初であったという。
 ところがこの頃の浅田は、思うよに話すことが出来なかったという。
 「デビューしてしばらくはステージでもしゃべられへんかった」
 と、今の浅田からは想像も付かない姿であった。彼女も「今の自分からは信じられない日々でした」と、振り返っている。

 車での移動ではラジオを聴いて、話し方の勉強をしたといい、「この番組が縁でこの後、色んな番組から声がかかるようになった」と浅田。

 こうした努力家の彼女は、歌手になってからもその姿勢は変わりない。
 浅田の楽曲は「難しい」と、しばしばファンから言われるが、「難しくても簡単でも、与えられた作品を演じる者として、感情移入して自分のものにするようにして歌っています」と話す。
 これが歌の面白味だという。





[浅田あつこ オフィシャルサイト]
http://www.anchi.tv/top.html
[浅田あつこ 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
https://www.tkma.co.jp/enka_top/asada.html








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