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水森かおり(徳間ジャパンコミュニケーションズ)、コロナ下で始めたネット配信、新たなファン獲得に 大阪・新歌舞伎座7月座長公演PRで記者会見 [インタビュー]

◆ご当地ソングの女王とも呼ばれ、残すところ4県だけというほどに、全国各地を歌い続けている水森かおりが、2021年3月30日、7月5日から11 日まで大阪・上六の新歌舞伎座で行う芝居と歌の「水森かおり公演」のPRのために来阪。公演に向けての意気込みと、コロナ下で始めたネット配信などについて話した。

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7月の新歌舞伎座公演に意欲を見せる水森かおり


 水森かおりが新歌舞伎座で座長公演を行うのは、一昨年に次いで2度目。芝居では前回は警察官の役であったが、今回は記者を目指す財閥系企業経営者の令嬢という設定のドタバタ喜劇である。
 時代は大正ロマン華やかな頃。公演のフライヤーの写真では、記者らしくノートとペンを持つ一方で、お嬢さまらしくドレスの襟元にはカメオ、首にはネックレスといった具合に「お金持ちのお嬢さまを、ありったけの装身具で演出してみました」と笑わせていた。

 東京・下町の出身という水森だが、父親は自動車部品を商っていたというから、「規模は小さくても令嬢ではあるんですけどね」と笑っていた。しかし、芝居ではお嬢さま言葉を使いこなせるかが課題で、「演出の先生が初めて芝居をした時と同じ池田政之先生ですから、心強く安心していますが」と水森。

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6月には「鳴子峡」のタイプC、Dも出す

 彼女は今年1月に29枚目のシングル「鳴子峡」(タイプA、B)を出している。6月には同C、Dタイプのリリースも予定している。
 しかし去年1年間は新型コロナの影響で、思ったような活動もできず、今年も明るい兆しはみられない。そうした中で去年、新たに始めたのがオンラインコンサート・サイン会、YouTubeチャンネルの開設であった。

 「YouTubeチャンネルはコロナとは関係なく、25周年企画として話が持ち上がっていたものを、プライベート版として始めました」といい、自身のスマートフォンで撮影して、30分程度の番組にして配信している。
 「カバンの中を紹介したり、こんなものがと思う内容がたくさん再生されています。7月の新歌舞伎座公演では、舞台裏や大きなドレスをどのように運び入れているのかなどを動画で紹介していきたいです」

 このようにテレビでは不可能なことも、YouTubeでは出来るため「可能性は無限ですね」とも。また、今まで演歌とは無縁だった新しいファンも増えているようである。その一方で、今まではインターネットに縁がなかった人たちには「お教えできる機会があればいいのですが」と、優しさを見せる。

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 公演は2部構成で、1部が芝居<strong>「笑劇 大正浪漫 〜令嬢、難儀を引き受ける?〜」で、2部が「水森かおりコンサートin 新歌舞伎座」
 水森は「早く稽古をして、舞台に立ちたくてワクワクとしています。皆さんはお越しになるのも、コロナのために緊張感を持っておられるでしょうが、ご覧いただくことで心を軽くしてもらえると嬉しいです」と、意欲を見せていた。


[水森かおり オフィシャルサイト]
https://www.nagarapro.co.jp/top/artist/artist.php?id=5
[水森かおり 新歌舞伎座]
https://www.shinkabukiza.co.jp/perf_info/20210705.html








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