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川野夏美(日本クラウン) 新曲「勿忘草(わすれなぐさ)」で緊急事態宣言直前に関西キャンペーン [インタビュー]

◆温かくて爽やかな川野夏美のニューシングル「勿忘草」(作詞・もりちよこ、作曲・弦哲也)。鬱屈としたコロナ下の社会を明るくしてくれるーそんな希望を持たせてくれる楽曲である。昭和の青春歌謡のような、どこか懐かしい作品を求めていた彼女に応えたかのようである。2021年2月10日に発売され、ヒットチャートでも上位を維持している。関西では自身初のオンライン店頭キャンペーンも行い、待ち構えたファンからたくさんのメッセージが寄せられたという。

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川野夏美


 「心が沈みがちな今こそ、心が安らぐ一方で浮き立つような歌がいいな」
 川野は新曲の制作に際して、こんな希望を漏らしていた。
 出来上がった作品は、今まで自身の楽曲にはなかったような軽快なリズムで「とても新鮮な気持ちです」という。多くの聴く者を心地よくさせる。もともと勿忘草には「私を忘れないで」という悲しい恋の伝説が元になった花言葉があるが、歌はむしろ明るささえ感じさせてくれる。
 先頃の関西キャンペーンでは、1曲だけながらオンラインで歌を届けたし、サイン会の様子もインターネットを介して見せるなど、会期中にはファンからは数多くのメッセージが寄せられたという。

川野夏美 勿忘草.jpg 川野は去年から自身のYouTubeチャンネルを開設しており、月1回程度の更新をしている。3月には東京で行われたライブの模様の1部分を紹介するなど、「従来のように会えない人たちに元気を届ける」ために、コンテンツ作りに趣向を凝らす。
 オンラインキャンペーンは東京など関東地区で4度ほど行っているが、関西では初めて。約1時間のそれでは、事前にCDの予約をしていた人たちへのサインを書く様子をオンライン映像で伝えて、事前に寄せられていた質問に、主催者が代わって答えを返すシーンもあった。

 「ネットではという人もありましたが、事務所にはログインの方法を教えて、といった問い合わせもあって、何とかして楽しみたいという気持ちの人がいてくれたのは嬉しかったです。これからのキャンペーンの選択肢のひとつとして定着するかもしれませんね」

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■LINEスタンプも発売

 川野夏美といえばイラストの腕前はプロ級で、漫画本も出版しているほか、歌手仲間の似顔絵なども数多くの描いていることでも知られている。その彼女が今度は「川野夏美ラインスタンプ」を始めている。
 スタンプは40種(120円)。日常会話やその時々の気持ちを自身をキャラクターにしたイラストで表している。可愛いと評判も良く、川野も「楽しく描きましたよ」と、笑顔を見せていた。
 第2弾も期待されている。


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川野夏美スタンプの1部

 ここ1年余り歌謡界はイベントの中止や延期が相次いでおり、新曲のキャンペーンですら満足にできない状態が続いている。
 こうした中で川野は「今できること、ネットなどを駆使しながら、楽しみながら取り組んでいきたい。新曲『勿忘草』が長く愛してもらえる歌になることを願っています」と、話していた。






[川野夏美 オフィシャルサイト]
http://www.crownmusic.co.jp/artist/kawanoNatsumi/top.html
[川野夏美 日本クラウン]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/kawano/whats.html








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