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野上こうじ(ホリデージャパン) カップリングからメインになった「天神橋」 元気になれる歌 [インタビュー]

◆ホリデージャパンの歌手、野上こうじが大阪・金沢・福岡にある、それぞれの天神橋をアップテンポに歌うニューシングル「天神橋」を2021年5月19日にリリースする。もともとは18年10月に発売した「白いストレリチア」のカップリングとして出したものだが、カラオケ好きの人たちなどから「元気になれる歌」などと、熱烈な声援に押されてメイン曲になった。5月10日、現地での初の発売前キャンペーンを大阪を皮切りにスタートさせた。

野上こうじ.jpg
野上こうじ


 「天神橋」のジャケットは黒。カップリングはそれまでのメイン曲「白いストレリチア」に入れ替えての新装版である。
 「天神橋って、良い局だね」「曲も歌詞も面白くていいよね」こんな声が東京を中心に、野上こうじの周りで耳に入ってくるようになったのは、「白いストレリチア」を2018年10月に出してすぐのことであった。
 東京・京王プラザホテルで開いた新曲発表会でも、「アンコールは『天神橋』だったんですよ」と野上。

 「初めて僕の歌を聴く人でも、これはいい。行く先々で歌って広めるよ、なんて言ってくれるほどなんです。今までにない盛り上がりを感じています」
 曲調がアップテンポであるし、理屈っぽくない歌詞が聴く人を惹きつけているようである。しかも、こんなに好評なのは38年間の歌手生活の中で初めてだという。

天神橋.jpg この歌は野上が民放のBSテレビで一緒に10年余に渡って司会をしている、同じ事務所で歌手の司洋人(ホリデージャパン)とのデュエット曲なのである。2人の掛け合いも面白い、と評判だという。
 「天神橋」はデュエットソングであるが、過去にも「せめて今夜は歌いましょ」(2014年)など3曲のデュエット曲があるが、男性と歌うのは今回が初めて。

 プロモーションビデオ(PV)では2人が、柴田恭兵と舘ひろしのコンビで人気を博したテレビドラマ「あぶない刑事(デカ)」のパロディ版のように、黒いスーツに拳銃(水鉄砲)を片手に駆け回る少々コミカルな姿がまた、見る人を笑わせるようである。

 「白いストレリチア」では派手なダンスパフォーマンスを交えながら歌う。中学までは器械体操していたといい、「足は目の高さまで上がるんです」と笑ってみせる。

■「初」尽くしの「天神橋」

 大阪の天神橋は歌の1番に登場する。キャンペーンで来阪した5月9日夜、早速、天神橋の上に立って「ヒットさせます」と誓った。「ライトアップされていて感動しました。写真も撮りました」

野上こうじ・天神橋.jpg
大阪・天神橋に感動

 この野上にとって大阪は6、7年前に仕事で来て以来という。大阪の人たちにとっては馴染みが薄い存在だが、今年で歌手生活38年というベテランである。デビュー当時は星光二の名前で歌っていた。今の野上こうじに改名したのは、1988年に出した「望郷列車」からである。

 カップリング曲が好評でメイン曲に変更されるというのは、彼にとってはこれも初めてで、今作はとにかく「初」が付くことが多い。それだけに野上は「新型コロナで旅にも満足に出かけられませんが、せめてこの歌で楽しんでほしいです。大ヒットを意識しながら、歌に登場する3都市以外にも、全国の天神橋を訪ねて歌を広めていきたい」と、意欲を見せている。





[野上こうじ オフィシャルサイト]
http://www.asazuki.com/nogami.html
[野上こうじ ホリデージャパン]
http://www.holiday-japan.co.jp/artist_na4_nk.html







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