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椎名佐千子、大阪・道頓堀ZAZAでワンマンライブ 3公演にファン静かに熱く [イベント]

◆キングレコードの歌手、椎名佐千子が2021年6月10日、大阪・道頓堀のライブハウス、道頓堀ZAZAでワンマンライブを開いた。去年8月に予定していたが、新型コロナ騒動の影響を受けて2度の延期をして、ようやく開催に漕ぎつけた。新曲「潮騒みなと/ぼっち酒」を含む11曲を歌って、「今年はデビュー20周年を迎えますが、今できることを頑張っていきたいと思います」と話した。今月22日には大阪・新歌舞伎座の「演歌女子。~昭和・平成の 名曲ヒットパレード~」の公演に、石原詢子(ソニー・ミュージックダイレクト)らと共に出演する。

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大阪ワンマンライブを開いた椎名佐千子


 「1曲目を歌って胸がジーンとしています」
 椎名佐千子は道頓堀ZAZAのステージで観客に話しかけた。歌ったのは19年前のデビュー曲「御意見無用の人生だ」であったからである。
 今でこそ大人の女性の恋歌を数多く歌っているが、当時まだ19歳だった彼女のデビュー曲は、袴に編み上げブーツといった姿で歌うパンチの効いたもので、今とは全く異なる楽曲であった。

 「今年はデビュー20周年を迎えますから、それに相応しい前向きな歌を、と思いデビュー曲を選びました。お客さまの顔を見た瞬間に、感動でウルウルしてしまいました」

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後援会から贈られた「潮騒みなと」の大漁旗を前に

 1曲1曲、思い入れがあるという楽曲を揃えたという、この日の歌唱リスト。
 「泣きむし海峡」(03年9月)「おじぎ草」(06年8月)「漁火街道」(19年1月)といったオリジナル曲に混じって歌ったのは、カバー曲の「大阪すずめ」。歌が大好きで歌手に憧れていた椎名が「小学生の時によく歌っていた」という、永井みゆき(テイチクエンタテインメント)のヒット曲。

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歌謡浪曲「大利根無情」にも挑戦

 スタンドマイクで披露した「大利根無情」(三波春夫)もまた、そうした1曲でもある。椎名は今、歌謡浪曲の世界を勉強してる最中で「少しずつ歌う機会が増えており、もっともっと磨いていきます」と、意欲を見せていた。

 この日のメイン曲はなんと言っても、今年2月にリリースした「潮騒みなと」。発売して4ヶ月が経つが、新型コロナの影響もあって生歌を歌うのは数える程だという。
 それだけにZAZAでの歌唱は歌う椎名はもちろん、観客にとっても「幸せな一時」であったようで、アップテンポな楽曲は評判も上々であった。
 さらに8月4日には、リニューアル盤のシングル「潮騒みなと~感謝編~」も出すことになっており、カップリング曲では椎名自身が「作詞に挑戦するかもしれません」と明かした。

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11月には東京・中野で20周年記念コンサートを開く

 11月には東京・中野ゼロホールで20周年記念コンサートを予定している。ここで初披露するギターの練習に今、余念がないという。15周年記念コンサートでは太鼓を打つ勇ましい姿を見せて観客を驚かせたが、「それを上回るグレードアップした内容のコンサートにしたい」と張り切る。

【写真の無断使用はお断りします】


[椎名佐千子 オフィシャルサイト]
https://ameblo.jp/sachisanpo/
[椎名佐千子 キングレコード]
https://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?p=1&artist=18032&ps=18









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