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第2回なにわ繁盛娘歌謡ショー、新世界で弾けた小島さち・吉野悦世・水木ケイ・中村美優 ゲストに瀬戸つよし [イベント]

◆どこにもない歌謡ショーでなにわを盛り上げたいーと、関西の女性演歌歌手の小島さち・吉野悦世・水木ケイ・中村美優の4人による「第2回なにわ繁盛娘歌謡ショー」が、2021年7月25日、通天閣などで知られる大阪・新世界のシアター朝日で行われた。オリジナル曲のほか真夏を感じさせる歌を揃えるなど盛りだくさんの内容で、スペシャルゲストの瀬戸つよしは迫力の歌声を聴かせた。

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なにわを盛り上げようと開かれた「第2回なにわ繁盛娘歌謡ショー」の出演者たち
左から小島さち、水木ケイ、瀬戸つよし、吉野悦世、中村美優


 新世界名物でもある串カツのソースの匂いが漂ってきそうな、通天閣のすぐ近くにある会場は、新型コロナ対策のソーシャルディスタンスを取りながらも、好評だった第1回目を上回るたくさんのファンで埋まった。
 新世界でしか見られない歌謡ショーにしたい、という4人の願いが通じたかのようであった。繁盛娘の長女、小島さちは「新型コロナで落ち込んでいる人が多い中、私たちの歌で、少しでも楽しい時を過ごしてほしい」と、このイベントへの想いを話している。

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小島さち

 なにわ繁盛娘歌謡ショーの第1回目が開かれたのは今年3月だった。同年1月にメンバーの1人、中村美優のデビュー曲の発表会が同じ会場で開かれた際に、小島や吉野悦世、水木ケイたちが応援に駆けつけたのがきっかけとなって、トントン拍子で企画が進められた。

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吉野悦世

 2回目は当初、5月に予定されていたが、新型コロナ騒動で延期になり、この日、ようやく開催されたのだが、前回を上回る楽しい内容を目指してLINEメール・電話で念入りな打ち合わせを繰り返した。
 歌手のほかに俳優としても活躍している吉野悦世を中心に、ショー全体の構成が組み立てられた。

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水木ケイ

 そのひとつがショーの中に、今回の公演に向けての稽古風景などを動画で紹介するコーナー。また素人のど自慢大会を模して、4人がその決勝大会をステージで演じて、会場の拍手の多さで優勝を決め、実際に賞品も用意して客席を楽しませた。

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中村美優

■演歌と瀬戸のコラボ

 4人がステージに勢ぞろいして、同歌謡ショーのために作られたテーマ曲「なにわ繁盛節」でオープニング。続いて美空ひばりの「真っ赤な太陽」など、暑い夏をイメージさせる歌をそれぞれが披露した。

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吉野悦世(左)と中村美優
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小島さち(左)と水木ケイ

 休憩をはさんでの2部では、中村が小島のデビュー曲「伊東恋情話」に挑むと、今度は小島が中村のデビュー曲「間宮海峡 〜林蔵の恋 〜 」を歌い、吉野は水木の新曲「魚市場(いさば)のおんな」を、水木は吉野の軽快な楽曲「だーいすきやねん通天閣」といった具合に、4人の出演者がそれぞれ歌を交換して会場を沸かせた。

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迫力姉ステージを見せた瀬戸つよし

 3部ではスペシャルゲストの瀬戸つよしが登場。瀬戸はテレビ朝日系で放送された時代劇「戦国最後の勝利者 徳川家康」の主題歌を歌ってデビューして、今年で30周年を迎えている。
 新曲のバラード「愛の巣」(作詞・阿久悠、作曲・浜圭介)「夜明けのラストシーン」(同)などを聴かせると共に、自身が大好きだという西城秀樹の「傷だらけのローラ」を迫力たっぷりに歌って、観客を喜ばせた。

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いつまでも続く歌謡ショーにしたいと話すなにわ繁盛娘の4人

 繁盛娘の4人はまた、「女傑〜薩摩の娘」(小島さち)「犬山どんでん祭りうた」(吉野悦世)「魚市場のおんな」(水木ケイ)「間宮海峡 〜林蔵の恋〜 」(中村美優)といった最新曲なども聴かせると誰もが満足しきり。
 4人は「これからもなにわ繁盛娘歌謡ショーを続けて行きたい」と、やる気満々。小島が「回を追うごとに内容の濃いものにしたい」と言えば、吉野も「いろんなところから声をかけてもらえるショーにしたい」と、意欲を示していた。

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