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北川大介・大林幸二・沢田正人、来場者を元気づけた「男まつり」 大阪・京橋 [イベント]

北川大介(日本クラウン)大林幸二(ウエブクウ)沢田正人(ホリデージャパン)の男性歌手3人によるディナーショー「男まつり」が2021年8月8日、大阪・京橋のホテル京阪京橋グランデで開かれた。新型コロナの感染防止を目的とした緊急事態宣言下での開催でもあり、北川は「連日の暑さ、コロナと(大変な夏ではありますが)皆さん一緒に乗り切りましょう」と、呼びかけていた。

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左から沢田正人、大林幸二、北川大介


 3人が一緒に開くディナーショーは初めて。暑さを吹き飛ばさん限りの、持ち前の明るいパフォーマンスを見せた北川大介は、60年代のロカビリー歌謡に初挑戦している新曲「星空のツイスト」では、自分で考えたというツイスト風の振り付けを見せていた。観客も立ち上がって懐かしいツイストを踊る光景も。
 「泣くんじゃないよ」「横濱のブルース」「水芭蕉」「倖せの隠れ場所」「雪割りの花」「アカシアの女(ひと)」などオリジナル曲を歌い、ファンを堪能させていた。

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北川大介

 北川とは作曲・作詞家で歌手の故平尾昌晃の兄弟弟子という大林幸二は、歴史歌謡を得意とし、関西を中心に活動している。幕末の京都を舞台に新時代を夢見て奔走した志士、中岡慎太郎を歌った「中岡慎太郎伝~維新の若虎」を聴かせると共に、得意とする「俵星玄蕃 元禄名槍譜」もカバー。学生時代は落語研究会に所属していただけあって、登場人物の表情の使い分けや所作など、堂に入ったもの。
 恩師の平尾昌晃が作曲した女ごころを歌った切ない女歌の最新曲「風花」も披露した。

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大林幸二

 沢田正人はデビュー曲の「薔薇の涙」をはじめ、最新曲の「傷つくダイヤモンド」など6曲を歌った。スマートフォンなどを使ってリアル配信ができるツイキャスによるライブ配信を毎月行っており、ここではカバー曲も披露している。この日はその中から、西城秀樹の「ブルースカイブルー」を聴かせた。滋賀県米原市出身の彼は上京して、コンピューター関係の仕事をしていたが、9年前に歌手デビュー。「皆さんの声援があって歌えています」と話した。

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沢田正人

 3人はエンディングで「上を向いて歩こう」を歌って「これからも毎年、この<男まつり>を開催していこう」と、誓い合っていた。

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