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第288回大阪発流行歌ライブ、木下結子・塩乃華織・チョン・テフ・中村美優が出演 [ライブ]

◆去年11月以来11ヶ月ぶりに再開された第288回大阪発流行歌ライブが2021年10月20日、木下結子(ホリデージャパン)塩乃華織(日本クラウン)チョン・テフ (徳間ジャパンコミュニケーションズ)中村美優(エイフォース・エンタテインメント)の4人を迎えて開かれた。出演者・会場を埋めた観客共に、久々の流行歌ライブに「楽しい時間」を過ごせたことに満足していた。

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11ヶ月ぶりに再開した大阪発流行歌ライブ


 4年ぶりに出演した木下結子はデビュー38年目のベテラン。スリムなパンツ姿でデビュー曲の「放されて」で口火を切った。
 続いて5年目のヒット曲で、今では自身の宝物的な楽曲となった「ノラ」東京から故郷・大阪に戻ってメジャー復活第1弾となった「ウヰスキー」や、新曲でホリデージャパン移籍第1弾「泣いてもええやろ」そのカップリング曲「川の字日記」と、5曲を最高の笑顔で歌った。

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4年ぶりの木下結子、大阪女の心情を大阪弁で歌う

 「泣いてもー」は、38年前の「放されて」の世界に「彼女をもう1度戻したい」というレコード会社の想いを実現さてた1曲。大阪女の木下が再び大阪弁で切ない女心を吐露する名曲である。


 今、絶好調の塩乃華織は、好きな男性の元へ列車で急ぐ女性の心情を歌う。レールの軋みとともに、1駅ひと駅と、会いたい人が近くなる喜びを情熱的に、新曲「きのくに線」を表現してみせた。
 鉄道を題材に歌うのは前作「七尾線」に次いで2作目である。「七尾線」では予定されていた同ライブへの出演は、新型コロナウイルスの感染拡大によってライブが中止になったことから叶わなかった。それへのうっ憤を晴らすかのような熱唱ぶり。


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「きのくに線」が好調な塩乃華織

 このほか新曲のカップリング曲「しあわせの隣り」「イエスタディにつつまれて」新曲の舞台である和歌山を歌った古都清乃の「和歌山ブルース」もカバーした。


 日本でデビューして8年、韓国でデビューしてから数えると25年になるチョン・テフは、新曲の「銀のロザリオ」前作の「冷たい雨」と、それまでのポップス調のバラードからイメージを一新して演歌テイストを取り入れた楽曲を披露してみせた。
 「銀のー」は今までと違ってテンポも早く、かつて韓国で歌っていた楽曲に近いイメージで「来日以前のチョン・テフに戻った」といった印象を強くさせるという。

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演歌テイストを取り入れる「銀のロザリオ」でイメチェンのチョン・テフ

 ライブではこのほか新曲のカップリング曲「甘い束縛」なども歌い、「長いコロナの期間は自分を見つめ直すいい機会でもあった」と話した。11月25日の大阪・京橋でのワンマンライブへの意気込みも見せた。


 初出演で新人の中村美優は<推薦曲コーナー>で、デビュー曲の「間宮海峡〜林蔵の恋〜」とカップリング曲「鷹になれ」を歌った。

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期待の新人・中村美優

 「大阪発流行歌ライブは出たかったライブでした。願いがかなってとても嬉しいです」と話して、来年2月26日に大阪・新世界のシアター朝日で小島さち、吉野悦世、水木ケイらと共に予定している「なにわ繁盛娘 歌謡ショー」もアピールしていた。

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[大阪発流行歌ライブ]
http://hayariutalive.com/








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